東京23はVONDSとドロー 終盤攻勢も逆転できず
写真:終了間際にゴールを狙う東京23の高橋。
関東1部東京23 1-1 VONDS
昨季2位の東京23は今季思うように勝ち点を伸ばせずに前半戦最後の戦いを迎えたが、昨季王者のVONDSを追い詰めながらも1-1ドロー。後半は10本のシュートを放ちながら実らず「これが今の力」と小松監督は嘆いた。
膠着状態が続いた0-0のゲームが動き出したのは後半に入ってから。VONDSが得点源のFW加藤を後半の頭から投入し、本格的に得点を奪いに前へ出る。それを逆手に取るように背後を突きながら押し返す東京23。こうやって行ったり来たり、ゲームが少しずつ動き出した中で、先制点はVONDSが一瞬の隙をついて奪った。
57分、VONDSは味方のクリアをFW加藤が前線でつなぎ、そこから橋本がドリブルをはさんで縦パス。受け取ったMF沼がまっすぐ突き進みながらエリア外右の遠い位置から右足一発で仕留めた。対応にあたったのは東京23のCB敷田。寄せが甘かったのか、あの距離なら撃たせてもよかったのか。本人は「少なからずあの位置なら大丈夫と思ってしまったのもあったが、もう一つ運ばせて対応しようと思ったところでやられてしまった」と悔やむ。タイミング、シュートの質を含めて相手が一枚上手だった。
それでも東京23も反撃。直後の交代策が効果的で、代わって入った左サイドの松本が高い位置でボールを受けて、堅いVONDSの守りをサイドから崩しにかかる。66分にはその松本を起点に、左から服部のクロスを逆サイドで村上が頭で折り返し、それを最後は半田がヘッドで押し込んで同点。
ホームの声援を背に畳み掛ける東京23は、敵陣でショートパスを動かし、相手を揺さぶり、シュートを放つ。明らかに攻勢だった。だからこそ勝ち点3を取って終わりたかったが、終了間際の高橋のミドルシュートがわずかにバーの上に外れて、1-1のままタイムアップ。リーグ前半戦を終えて勝ち点12。トップと勝ち点12差の5位で折り返しとなった。
小松監督「勝ち方は見えてきた」後半戦へ意気込み
試合を終えて小松監督は苦しんだ前半戦について「去年からの戦い方の変化、点の取り方、守り方、勝ち方がうまく表現できずに、勝ち点を取りこぼした試合が多かった」と振り返った。後半戦に向けては「今日の試合で自分たちの点の取り方、勝ち方が見えたと思う。最後に決められないのが今の力だが、これをやり続けていくしかない。リーグ戦もあきらめていないし、全社もある。JFL昇格という最終的な目標はブレずに戦っていきたい」と力を込めた。
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