PHOENIX初優勝逃す 逆転負け
写真:前半にセットプレーでゴールに迫るPHOENIX。
クラブ選手権 決勝三菱養和 2-1 PHOENIX
PHOENIXからすれば2週間前のリーグ戦で敗れた三菱養和にリベンジを果たす機会でもあったが、結果は2連敗となり、準優勝に終わった。前半は攻守に前へパワーを注ぎ、三菱養和のつなぎを制限しつつ、CKから本田がバーを叩くヘッドなどセットプレーの強さも見せて押し込んだ。後半開始2分には川島の折り返しを原口が決めて先制点も奪った。
だが、強みのはずのセットプレーでその後に2失点。競り合いで敗れたというより、こぼれ球への反応、寄せの甘さをいずれも突かれた。主将の古川は「もっと確認、突き詰めなくてはいけないところがある。それに同点に追いつかれてから前へ行く姿勢を出せなくなってしまった」と悔やんだ。
本来はここで優勝し、8月後半の関東大会、中断明けのリーグ戦にモチベーション高く向かう青写真を描いていたはず。しかし関東大会出場を逃し、ここからはリーグ戦1本に的を絞ることになった。古川は「中断前の数試合は思うように勝ち点を取れなかったので、後半戦はもうこれ以上落とせない。一戦必勝で戦う。残留や中上位を狙うのではなく、あくまでも上位を狙う」と気持ちを切り替えていた。
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