TOKYO2020、大竹の2得点で上位対決制す
写真:先制ゴールを喜ぶTOKYO2020の大竹ら。
東京1部Intel Biloba 1-2 TOKYO2020
5月24日、未消化だった東京都社会人サッカーリーグ1部第4節がおこなわれ、12時キックオフの試合では早稲田大学ア式蹴球部FCが東京海上FCに勝利。この結果全チームが5試合消化した時点での順位は得失点差で1位が早大ア式、2位がIntel Biloba Tokyoとなった。
夕方には第6節の2試合が開催され、うち1試合は隣のイベント広場が『ラオスフェスティバル』で賑わう代々木公園サッカー場でのIntel BilobaとTOKYO2020 FCの上位対決。勝点で早大ア式と並ぶIntel Bilobaは勝っておきたいところだったが、軍配はTOKYO2020に上がった。
焦れずに先制、耐えて勝ち越し
前半の半ばまでは背後に蹴るIntel Bilobaと下でつなぐTOKYO2020ともに譲らず、拮抗した展開。攻撃側がさらに工夫を施すか、守備側がミスをするか、いずれかがないとスコアが動かないような状況だったが、前半27分に左右の揺さぶりからTOKYO2020が先制した。右のMF渡邊から左のMF清水、最後はチーム内トップスコアラーのFW大竹。崩しの巧さが光った。
「自分たちの狙いが一番出た場面。みんながフォワードの2枚を狙って、それで相手が自分たち(大竹と麻生)に食いついてきてたところに2列目から当てた。五分五分も焦れずにやっていこうと継続した結果が1点目につながった」(大竹)
しかし後半の前半は修正してきたIntel Bilobaに圧されて後半10分にPKで失点。1-1となり、なおもIntel Bilobaは勝ち越しを狙って猛攻を仕掛けてきたが、この時間帯を耐えしのいだことが大きかった。ショートカウンターのような形になり、大竹と途中出場のFW久芳が背後に出たところで大竹が倒されてPKを獲得。これを大竹が自ら決め、勝ち越しに成功した。
「流れを持っていかれやすい相手に、自分たちも押し負けずにやっていった。プラン通りではないけれど、1点以上はやらせないという意識でいつも練習している成果だと思う。昨年は圧倒的な攻撃力が売りだったが、昇格2年目で対策されてくる今年は、自分たちが3点を獲るのは厳しいという前提で2点以上は取らせないつもり。我慢の時間が増えるなかで、身体を張って守ってくれた後ろの選手に感謝したい」(大竹)
個人としては大竹が2得点を加え、今シーズン通算6ゴール。これで暫定的に得点ランキングトップに並んだが、大竹の口からは守備力の向上によって勝てたという実感が伝わってきた。
「やっぱりチームが勝つことが一番。まずは勝利に貢献して、プラスしてぼくたちの得点がついてきてくれたらいい。(2トップが得点を挙げて貢献する好循環だが?)そこが強みだと思う。2トップの得点力に関しては昨年と変わらず、〝全員守備〟を中心的にやってきたことが活きていると思う」
攻撃と守備が噛み合い、シュワーボ東京に敗れた以外は安定して勝点を積んできているTOKYO2020はこれで暫定首位に立った。このサッカーをベースにさらなる改善を施すことで、大竹たちは連覇を狙う。群雄割拠か本命不在か、1位から9位あたりまでが大混戦の状況から抜け出す可能性が垣間見えた、TOKYO2020の勝利だった。
東京都社会人サッカーリーグ1部
