三菱養和、アストラの勢いに負けず初勝利
写真:開始早々にゴールを決めた三菱養和の明石。
東京1部三菱養和 1-0 アストラ
勝ち点3までの道のりには運もあっただろう。開始3分の先制点。FKの流れから引間がエリア外から放り込んだクロスに飛び込んだのはCB明石とFW土屋。相手DFと合わせた3人がもつれた末に「たまたま相手のクリアボールが自分の肩にあたって入った」と決めた明石は正直に話した。
早すぎる先制点はその後のゲームを受け身にさせた。明石は「追加点を狙うことも頭にはあったが、それよりもまずは失点しないこと。1点取られると相手の勢いにのまれて連続失点の可能性もある」
とはいえやられっ放しになった訳でもない。アストラは全員が声を出し、セットプレーを中心に迫力を持ってゴールに向かってくる。その勢いを最も警戒しつつも、それを逆手に取ることを養和は考えていたという。狙い通り、前半は引間のインターセプトから、秋元のドリブル突破から、単発ながらも逆襲で相手をひっくり返しゴールに迫る。さすがに養和流儀のパスワークに相反するカウンターからゴールとまではいかなかったが、前半は1-0のまま終了。
後半は時間経過と共に完全に守勢にまわったが、アストラがセットプレーの力押しに執念をかけてくるのに対し、養和もしっかりとエリア内で陣形をセットし耐えしのいだ。
最後は開幕戦同様にロスタイムに失点するというオチになりかけたが、CKから決められたゴールは相手のキックしたボールの軌道がゴールラインを割っていたことで「ノーゴール」判定。胸をなでおろした。決して見栄え良い勝利とはいえないが、それでも自らのサッカーと折り合いをつけながら勝ち点3を獲得。
「主将不在(出場停止)のなか、みんなが声を出して相手の勢いに負けなかった。開幕戦で最後粘れなかったことがみんな心残りだったし、今週はやってやろうと思っていた。ここからもっと自分たちのやりたいサッカーを突き詰めていきたい」(明石)
開幕2試合を終えて1勝1敗。昨季辛うじて残留を果たしたチームとしては悪くないスタートとなった。
東京都社会人サッカーリーグ1部

