東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:終了間際に逆転ゴールを許した東京23。

全国社会人サッカー選手権大会ニュース

東京23、後半ATにまさかの2失点 2回戦敗退

写真:終了間際に逆転ゴールを許した東京23。

【全社2回戦】FC刈谷 2-1 東京23FC

 21日からおこなわれている全国社会人サッカー選手権大会に出場中の東京23FCが2回戦に臨み、愛知県のFC刈谷と対戦。1-2で敗れ、今大会からの敗退が決定した。1回戦で東京ユナイテッドFCも敗れているため、今年に関しては東京勢の全国地域チャンピオンズリーグ出場はなくなった。また東京23は降格圏の関東リーグ1部9位でリーグ戦の日程を終えているため、関東勢がJFLに昇格しない場合は原則2部に降格する。

東京23敗れる あすで地域CL出場チーム決定へ

 相手は東海社会人サッカーリーグ2位の刈谷。格上かと思われたが、前半40分間はほぼ互角の展開だった。前半キックオフ直後からセーフティに長いボールを蹴り、相手陣に攻め込む東京23。右サイドから押し込んで波状攻撃を仕掛け、1分間強でファーストシュートまで持っていった。その後も互いのゴール前を行き来したが双方ともチャンスを活かしきれず、0-0でアディショナルタイムを含む前半41分間を終えた。

 仕切り直しの後半は刈谷が落ち着いてボールを保持し、地上戦で前進してペースを掴む展開。東京23のプレッシングに対しても慌てずにボールを支配し、相手陣に押し込んでいく。後半半ばが近くなると東京23の中盤、前線の選手たちが最終ラインに吸収され始め、危険の兆候が漂う。東京23ベンチも動き、後半21分には大黒柱の9番FW清水と11番FW和田を下げ、16番MF小林と19番MF原科に交代。これが布石となった。

 後半33分に東京23はロングカウンターからのロングシュートが炸裂した。刈谷の左コーナーキックからの跳ね返りを狙っていた原科がそのこぼれを拾うと一気に駆け出して長い距離を走り、ハーフウェーラインを過ぎたところで刈谷の21番GK兒島の頭上を越す長距離のシュート。これがゴールネットに突き刺さり、東京23が待望の先制点を手に入れた。

【写真】後半33分にロングシュートを決める原科。

 しかし喜びはつかの間だった。後半40+1分には右サイドからのクロスの折り返しを7番MF小沼、終了間際の40+3分には右コーナーキックから2番DF大島に押し込まれ、後半アディショナルタイムの3分間で一気に逆転されて万事休す。レギュラーシーズン降格圏からの下剋上を狙っていた東京23だが、地力で優る刈谷に土俵際でうっちゃられ、夢は潰えた。

【ハイライト】FC刈谷 2-1 東京23FC

大会日程・トーナメント表
第59回全国社会人サッカー選手権大会
日本サッカー協会 公式サイト

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