写真：全国社会人大会は佐賀県・鳥栖市の駅前不動産スタジアムなどで開幕。

　全国社会人サッカー大会は21日、佐賀県佐賀市・鳥栖市で開幕し、1回戦の16試合が行われた。2017年以来の出場となった東京23FC（関東／東京）は阪南大クラブ（関西／大阪）と戦い、2－2の末のPK戦で3－1で勝利した。あすの2回戦はFC刈谷（東海／愛知）と対戦する。

　2019年以来の出場となった東京ユナイテッド（関東／東京）は関西リーグを制したアルテリーヴォ和歌山（関西／和歌山）と戦い、前半は押し気味にゲームを進めながらも後半の立ち上がりに失点し、そのまま0－1で敗れた。東京ユナイテッドは来季も関東リーグ残留が確定。

　そのほか関東勢はジョイフル本田つくば（茨城）、東邦チタニウム（神奈川）が勝利し、2回戦進出。関東1部1位のVONDS市原（千葉）、2位栃木シティ（栃木）、同2部3位の厚木はやぶさ（神奈川）はいずれも初戦敗退となった。

大会日程・トーナメント表
・第59回全国社会人サッカー選手権大会
日本サッカー協会 公式サイト

【全国社会人サッカー大会】
全国9地域の代表31チームと開催地（佐賀県）代表1チームの計32チームが10月20日から5日間に渡ってトーナメント方式で優勝を争う。優勝から4位までの条件を満たした（最大）3チームにはJFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023」への出場権が与えられる。試合時間は80分で、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。