東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:先制点を決めたセルべ・田仲とハイタッチをかわす保田。

東京都リーグニュース

セルべ完勝 攻撃の質そのままスコアに

写真:先制点を決めたセルべ・田仲とハイタッチをかわす保田。

【東京1部】エコ・プラン 1-6 CERVEZA

 予想以上の差がついたゲームをセルベッサ石割監督は「相手の3バック、守備が脆かったかな」と振り返った。「基本3バックはマンツーマンで前からはめにいくが、相手はその役割、原則を守れていないチームだったので、比較的ラクに背後が取れた印象だった」。とはいえ、それも裏を返せば相手の守備の脆さを確実につけるセルベッサの攻撃がすこぶる良かったともいえる。

 先制点は14分。エコ・プランお得意のロングスロー攻撃をしのいだあとのカウンター。相手の陣形が整う前にショートパスで陽動しながら3人目の動きでMF保田が左サイドを飛び出し、その折り返しを田仲が完結。複数人がつながる無駄のない美しいカウンターだった。

 そうかと思えば、25分には絶好調のFW中島がドリブルで相手DFを独力で切り裂き、そのまま右足でゴール。続く29分には中島が自ら獲得したPKを決めて早くも3-0。31分には田仲のスルーパスから大木が決め、42分にも大木が川野のクロスを頭で仕留め、前半はセルベッサの多彩な攻撃、個々のクオリティーが光って5-0。

 エンドが入れ替わった後半は62分に浅田がロングカウンターで追加点を奪うと、その後は76分にGK小林、DF広田など新加入選手を投入。その2分後にあっさりロングスローから1点を返されたが、監督は「新しい選手を試したことでの代償。大量点、無失点で勝つよりも彼らと一緒にプレーする時間の方を大事にした」とさほど気にしていない様子だった。

【ハイライト】エコ・プラン 1-6 CERVEZA

 これでセルベッサは8戦無敗で勝ち点は23まで伸びて6位。次の試合まで約1ヶ月ほど空いて残りの終盤戦に入る。「残り5試合を全勝すれば3位以内も見えてくる。でも簡単ではない。それでも、リーグの中でややこしい存在になりたい」と、指揮官は不敵な笑みを浮かべていた。

浅田が自陣から独走 右足弾炸裂
中島2得点 得点王争い熾烈

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東京都社会人サッカーリーグ1部

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