アローレ、GIOCOとの無敗バトル制す
写真:先制ゴールを蹴り込むアローレのFW堀田悠斗。
東京1部アローレ 3-1 駒大GIOCO
球際負けずシンプルに3発
空中戦で激しく競り、こぼれ球を回収。裏へのパス一発で効率よく先制点を奪い、セットプレーからヘッドで加点、さらにサイドからのクロスにダイビングヘッドで3点目。得点シーンだけをなぞれば勝ったのは駒大GIOCO?と思えるゲーム内容。相手のお株を奪う空路を使った3ゴールでアローレがGIOCOとの4勝1分け・無敗同士の上位対決を制した。
アローレの森田監督がこの一戦に向けて仕上げてきたのは守備。「相手は蹴って前線への力強さを出してくる。そのファーストバトルで勝つこと、そしてセカンドの回収、あとはファーストディフェンスを徹底して簡単に蹴らせないこと」
サッカーの勝負の前に、まずはぶつかり合いのバトルを制すれば、あとは中盤のボールのつながり、技術や判断といった細かい局面はMF可児を中心に自然とアローレが上回る。16分には相手のロングフィードを跳ね返し、拾った可児が裏へ走り出すFW堀田悠斗に絶妙のミドルパスを届けるカウンターで先制点。さらに33分にはその弟のCB堀田玲穏がゴール前でフリーを見つけ、長井の鋭いFKを頭でこすって2-0。
前半の終わりには気持ちが前へ出すぎたか、CB長谷川が相手のロングボールを被って失点する失態もあったが、後半早々には長井の左からのクロスにFW堀田悠が頭から飛び込みすかさず3点目を奪って突き放した。以降も選手交代を施しつつ、最後までGIOCOに自由を与えぬファイトを徹底し、完勝といってよい出来で90分を戦い終えた。
これでリーグ3分の1を消化し、5勝1分けで無敗を維持。いよいよその強さも本物になりつつあるが、監督は「真の強さはないし、不安定な部分も多い。でも逆に伸びしろがある。もっと良くなると思う部分をまた練習で積み上げていきたい」。ここからのリーグ中盤戦へ向け、さらなる進化を求めていた。
東京都社会人サッカーリーグ1部

