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写真:JFL昇格・復帰を喜ぶ栃木シティの大栗代表。

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栃木シティ大栗代表「一気にJ3目指したい」

写真:JFL昇格・復帰を喜ぶ栃木シティの大栗代表。

 関東1部の栃木シティは26日の全国地域サッカーチャンピオンズリーグで優勝し、2017年以来のJFL復帰を決めた。クラブの大栗代表は「安堵の気持ちが強い」と復帰の喜びを噛み締めつつ、JFLでの戦いに向けては「一気にJ3を目指したい。アグレッシブで魅力のあるサッカーを披露したい」と力強く話した。

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── 2017年のJFL降格、2018年から代表に就いてようやくJFL復帰を決めた。

「本当に嬉しいが、ここまで6年かかり、ようやくという安堵の気持ちの方が強い。岸野監督からスタートしてチームの礎を作ってもらって、そこからも色々な方々に監督をしてもらいながら本当に長かった。サッカーは何が起こるかわからないと改めて感じた」

── JFL復帰に時間がかかったが、その分、毎年JFLに復帰したらというような温めていたプラン、考えはあったのか。

「復帰したらというような余裕はなかった。ただ初めにアカデミーやトップチームの方に設備投資はしたので、そういったユース、ジュニアユースの流れはしっかりと築けた。あとはもう6年もやっているので、地域の方々との交流、今日もたくさん応援にきていただいて、根付いてきたなというのは感じている」

── JFLに行っても今のチーム体制、プロ選手を抱えてやっていくことになるのか。

「基本はプロ契約選手たちなので、そこは変わらず一気にJ3を目指したい」

── J3を目指す上でクラブライセンス取得と成績面では現状2位以内に入ることが条件となる。

「去年昇格した浦安さんが2位で終えて、クリアソンさんも頑張っている。関東で戦ってきた仲間が頑張っている姿を見ると、僕らも努力次第では1年目で目指せるかなという考えはあるし、逆に目指していかないといけない。スタジアムに関してはすでにJ3規格だし、僕らは100年構想クラブとして毎年Jリーグからのヒアリングも受けていて、財務面含めてしっかりと準備はできている。あとは成績が出ればというところだと思う」

── 改めて2位以内をつかむ自信は。

「今年の天皇杯でJFLのマルヤス岡崎さんに勝ったが、やはり戦術、強度においては強いなと感じた。とはいえ自信がないわけではないし、地域の皆さんのために僕らは一年で昇格するための編成、準備をしていきたい」

── 監督や選手との契約更新はこれからになるのか。

「これからになる。ただ、ここまで2年かけて今のサッカーを作ってきたので、やはりそこは継続しながら、アグレッシブで魅力のあるサッカーをJFLにいっても変わらず披露したい」

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