東蹴、アローレ破り6戦負けなし 4位浮上
写真:89分にこぼれ球を蹴り込む東蹴の池尻。
東京1部アローレ 0-1 東京蹴球団
劣勢しのぎ89分に池尻が決勝点
前半のシュート記録は1本、後半は2本。90分を通してたった3本という少なさ。普通ならストレスを感じそうなゲーム内容も、東蹴はそんな数字を気にしない。主将の廣澤は「良ければこうする、ダメだったらこうする」。この日は明らかに後者の内容だったが、前半途中からは割り切ったようにエリア内を固めて失点ゼロにこだわった。
その時間が続けば続くほど、逆に自分たちにワンチャンスが訪れることも心得ている。「得点シーンは決して狙い通りの形ではなかった。でも、空気感として今のチームは負けない、最後に点が取れそうな気がしていた」と廣澤はいう。ここまで5戦負けなし(4勝1分け)のチームには不思議と負けない自信があったのだろう。
0-0で迎えた89分、途中出場の池尻が左サイドからエリア内にドリブルで切り込み、GKと交錯した末のこぼれ球を自らが泥臭く押し込んだ。途中、DFに突破を阻まれ、体勢を崩し、池尻は転びながらGKに突っ込んだが、そのもつれた足がうまくボールに触れてこぼれ球に変わるという幸運にも恵まれた。
貴重な勝ち点3を積み上げた東蹴はこれで暫定4位に浮上。上位チームとの直接対決も残していて、自力優勝、ベスト3入りの可能性も広がってきた。次節はこの日、暫定2位に浮上したCriacao Procriarと戦う。
東京都社会人サッカーリーグ1部
