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写真:逆転負けで2回戦敗退となった東京23FC。

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あと数分逃げ切れず 小松監督「これが実力」

写真:逆転負けで2回戦敗退となった東京23FC。

【全社2回戦】FC刈谷 2-1 東京23FC

 劣勢ながらも後半33分にカウンターからMF原科の起死回生のロングシュートがゴールに吸い込まれて先制。時間をうまく使いながら残すはアディショナルタイム3分を凌ぐのみ。3回戦進出ははっきり見えていた。「1点のリードを守り切る意思もあったし、その覚悟もあった」という小松監督。

 だが、ロスタイム1分にゴール前に入れられたボールに競り負け、こぼれ球のシュートへの寄せが一瞬間に合わず、さらにDFが揃っていながらわずかなシュートコースを塞げなかった。たった一瞬、わずか数センチ。本当に紙一重の勝負だったことは間違いないが、その勝負に敗れて同点に追いつかれると、そのまま刈谷の勢いにのまれて連続失点。JFLを目指した戦いがわずか数分で天国から地獄にひっくり返った。

 相手は一昨年にJFLから降格し、昨年は地域CL決勝ラウンドまで進みながらも最後に涙をのんだチーム。そんな相手にも監督は「後がない状況は同じだし、気持ちの部分では負けていなかった」と言った。それでも勝利の女神は東京23には微笑んでくれなかった。

「これが実力なんだと思う。グラウンドでやってきたことしかピッチでは出せないし、僕のトレーニングが足りなかったということ。結果の責任は僕にある。ただ、リーグ戦が終わってからのこの3週間、選手は本当に一日一日を大切に頑張ってきたし、JFLを目標に一年間頑張ってくれた。そこは絶対に無駄にはしてほしくない」と思いを口にした。

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