東京カップ 東京23、南葛が決勝へ
写真:決勝へと駒を進めたのは東京23(上)と南葛(下)。
東京カップ2次戦は16日、清瀬内山運動公園サッカー場で関東1部勢による準決勝2試合を開催。
東京23は半田ゲンヤの2得点の活躍などでエリースを4-0で退け、2年ぶりの決勝進出。南葛は後半に松岡ジョナタンがゴールを決めて、東京ユナイテッドを1-0で下し、2年連続の決勝進出を果たした。決勝は23日に同会場で11時キックオフ。
なお、決勝に進んだ2チームは、4月9日に行われるJFL2チームとの社会人代表決定戦進出も決定。東京カップ優勝チームはJFLの横河武蔵野FCと、準優勝チームはクリアソン新宿と戦い、それぞれの勝利チームが天皇杯東京都代表を決める東京都サッカートーナメントに社会人代表として出場する。
東京23は4点快勝 半田が2得点
序盤からポゼッションではエリースが上回ったものの、チームの完成度で上回る東京23が確実に得点を積み上げた。先制点は21分、CKのこぼれ球をエリア外から澤がミドルシュート。わずかに枠を外れかけたが、ポスト手前にいた前田がプッシュしてゴールに変えた。続く38分にはCKのチャンスから敷田が倒されて獲得したPKを半田が落ち着いて決めて2-0。
後半はエリースの反撃を守備陣が粘り強く耐え、終盤には途中出場の石橋が1回戦に続くゴールを挙げ、さらに終了間際にも相手のクリアミスを半田がゴールにつなげてこの日2点目となるゴール。東京23が4-0で快勝し、2年ぶりの決勝進出を果たした。
南葛は新加入の松岡が決勝点
開始からテンポの良いパスワークでフィニッシュに持っていく南葛に対し、東京Uは粘り強い堅守からの速攻で見せ場を作る。0-0の展開が続くなか、主導権を握る南葛が均衡を破った。73分、大前が蹴ったCKがゴール前で混戦となると、最後は新加入のFW松岡が蹴り込んで決勝点。1-0で接戦を制し、2年連続となる決勝へ駒を進めた。
東京カップ2次戦 準決勝
- 東京23FC 4-0 エリース豊島FC
【得点者】
21分 前田亮太朗(東京23FC)
38分 半田ゲンヤ(東京23FC)
84分 石橋オビオラ(東京23FC)
88分 半田ゲンヤ(東京23FC)
- 南葛SC 1-0 東京ユナイテッド
【得点者】
73分 松岡ジョナタン(南葛SC)
大会日程・トーナメント表
・東京都社会人チャンピオンシップ(東京カップ)