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写真:試合を見守る武蔵野・石村監督。

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新布陣武蔵野 残留へのプランB

写真:試合を見守る武蔵野・石村監督。

MATCH REPORT後藤 勝

<JFL:武蔵野 0-1 Honda>

 0-1とはいえホームでHonda FCに敗れたことが武蔵野にとって痛くないはずはないが、それでも大きな一歩だった。第18節から第19節に至る1カ月間の中断期間に取り組んで来たプランB、5-4-1のお披露目に、ある効果が認められたからだ。

 これまで頑なに4-4-2を貫いてきた武蔵野だったが、夏の時間が腰を据えた新しい取り組みを可能にした。守備時には引いて構えて18番のFW石原を前に残す5-4-1となり、そこから攻撃時には適宜変化して前に出ていく布陣を、Honda戦のほぼすべての時間帯に採用。反撃に転じた最終盤の時間帯こそ、石原と途中出場の9番行武を2トップとする4-4-2で前の厚みをさらに増したが、基本的には5-4-1を変えずに内容や人を変えて実戦で機能するようにトライしつづけた。

 最初の失点は、その姿勢ゆえに生まれた。

「最初の時間帯、5バックに可変するところで少し戸惑いがあって、そこを何回か使われるうちにすぐ1点を決められた。そのあとは冷静さを取り戻し、少しずつ構築しながら選手はやってくれた。前半も、ウチはワイドのウイングバックが上がるシーンがけっこうあって、クロスとかをもっと大胆に行くべきだったと思う。そこはちょっと慎重になってしまった」

 Hondaに間、間をとられてゴール前に進出されたこともあり、なかなか前に出ていけずうしろに重たい前半だった。ただ、本来やりたかったのは5レーンを埋めて、そこから前に向かって迎え撃つ攻撃的な守備。それはよりアグレッシブに前に出ていくことを意識した後半にあらわれた。実際に後半20分、ボールを奪ったあとの力強いカウンターから、右サイドハーフにポジションをとっていた小林が撃った強烈なシュートはその狙いのひとつだった。意識を変え、人を変えてひとつのかたちを出せたことは成果だった。

 もうひとつ、結局は失点を最初の1点に留め、追加点を与えなかったことも収穫だった。1点を奪うための波風を立てられなかったとも言えるが、波風を立てないよう過ごした90分間だったとも言える。この安定性は、勝点1を重ねたり、あるいはこの日のように敗れるにしても最少失点で終えて敗戦のダメージを少なく抑えることにつながる。勝点と得失点差で年間順位を競うリーグ戦では大切なことだ。

「ある程度評価出来ると思う。選手も本当に初めて、しかもいきなりHondaさん相手にということで。あと10試合残しているが、ちょっとうまくいかないからと言ってすぐ今まで通りに戻すというよりかは、やれるとこまでいろいろなトライを繰り返していこうとやったこと。勝点3が一番いいが、1でも獲れるようにしていきたい。少し安定性も見えてきた。継続はしていきたいと思う」

後半反攻も1点遠く Hondaに1点差負け

 15位の沖縄SVと勝点が離れてはいるが、現在は13位で降格ゾーンを意識せざるをえない状況。秋の武蔵野は勝点をより確実に積み重ねながら、自分たちの強みを見出していくことに狙いを定めた。石村監督のプランBが残留につながることを期待したい。
(後藤勝)

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