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写真:前半にゴールを決めて笑顔を見せるクリアソンの齊藤。

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スクランブル出場の齊藤和樹が決勝点

写真:前半にゴールを決めて笑顔を見せるクリアソンの齊藤。

MATCH REPORT後藤 勝

<JFL:東京武蔵野U 0-1 クリアソン新宿>

 開始早々、クリアソンをアクシデントが襲った。右シャドーのMF池谷が左脚を負傷。この緊急事態に、後半から出場の可能性があった3番FW齊藤が急ぎピッチへ。前半15分に交代した。当然、アップは十分には出来ていなかったが、精神的には燃えるものがあった。

「池谷はいつもハードワークして、その結果のケガなので、自分がしっかりそこでトーンダウンしないように、もう一個ギアを上げられるくらいの勢いを出していきたいと思って入った」

 試合が再開し、相手陣左手前からのフリーキックを蹴ったのは左サイドのMF瀬川。DF米原が頭で落とし、最終的には岡本が足を伸ばして当てたシュートをゴール前に詰めていた齊藤が押し込んだ。いきなりの先制点奪取、交代直後のプレーで大きな仕事を成し遂げた。

「クリアソンには絶対に諦める選手がいないので、みんながしっかりつないで絶対こぼれてくるんだろうなと、なんとなくの感覚があった。つながりを大事にしているので、それがゴールにつながった。国立でやった試合もそうだが、こぼれ球にしっかり詰めることは継続してやっていきたい」

【ハイライト】東京武蔵野U 0-1 クリアソン新宿

 この日の齊藤のシュートは2本。後半にもビッグチャンスがあった。34分の左コーナーキックに飛び込んだ場面がそれだが、GK末次に防がれた。「あそこを決めていればもっと試合が楽になっていたので決めないといけなかった」と反省しきりだったが、それでも暫定2位に浮上することになった“東京ダービー”の勝利は大きな意味を持つ。「連勝を意識するというよりは一戦、一戦しっかり勝っていこうというマインド。勝点3を獲ることにフォーカスしてやっていきたい」と、齊藤は前向きに語っていた。

「暑苦しくて部活感もあり、絶対に暗くなることがない。サポーターもそういう方たちで、今日はアウェイだがホームのような感じで出来た。こうした雰囲気やつながりのようなものが自分たちの特長」と、クラブの色に手応えを感じている。今シーズンから加わった齊藤もまたその輪に加わり、駆動力の一部となっていることを証明する一戦だった。
(後藤勝)

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