東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:激しく競り合う東Uプラスの和田(左)と東蹴の眞砂(右)。

東京都リーグニュース

東蹴、開幕戦は東京Uプラスとドロー

写真:激しく競り合う東Uプラスの和田(左)と東蹴の眞砂(右)。

【東京1部】東京蹴球団 1-1 東京Uプラス

後半圧力かけ、追い付き追い詰める

 キックオフの時間に雨は上がったものの、ピッチは至るところに水たまり。大きく蹴り返したボールが水たまりで跳ねて伸びるか、はたまたそこでピタリと止まるかは気まぐれ。このピンチとチャンスが表裏一体のゲーム展開に前半は両者苦しめられた。唯一ストレスフリーの空中戦で力を発揮するはずの東蹴だが、意外にも30分に東京UプラスがCKから先制点を奪った。

 左CKを渡辺が蹴ると、ゴール前で混戦となり、最後はこぼれ球を石川が押し込んだ。それ以外にも前半は蹴る、止める、つなぐといった技術、その判断力で東京Uプラスが上回り、東蹴は前半シュート0。

 後半、東蹴は「もっとシンプルに裏に放り込むことを意識した」と成田。「無理につなぐよりもしっかり蹴って押し込んで、相手を間延びさせた方が逆につなげる」との判断。その通りで、東蹴は今季八王子FCから188cmのCB長谷川が加入し、DF4枚のうちの3枚が180センチオーバー。だが、前半はそのパワーを前に向けられず、バウンドボールの処理に追われる機会の方が多かった。

 攻守ともに愚直に前のめりになれば相手は後退し、いいことが待っている。67分、右サイドからのFKがゴール前に入ると、長谷川、成田の背後から新加入のFW政森がDFの前に飛び込んで頭で同点ゴール。勢いを加速するように直後に10番小美濃を投入して勝ちを取りに行く。だが、終盤のCKから成田が叩いたヘッドはあと一歩のところで相手に掻き出されるなど逆転とはならず。

「勝ちきれないのはもったいなかった」と成田は悔やみつつも「開幕戦なので負けないことが大事。リーグ戦はまだ長いし前向きに捉えてやっていきたい」と話した。一方、東京Uプラスはケガ人も多く、後半はギアが上がらず、前線で影森が巧みに収めたボールに連動性が伴わなかった。東京Uプラスの戦績は1分け1敗。

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東京都社会人サッカーリーグ1部

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