HBOは3連敗も前向き 今季はフットサル要素取り入れ
写真:ドリブルで突破をはかるHBOの由井。(写真:小林渓太)
東京2部1BHBO東京 0-1 NossA八王子
開幕3連敗というと響きは悪いが、内容は決して負けていなかった。前半12分にはFKからDF田村がネットを揺らしたが、オフサイド判定でノーゴール。26分のPKによる失点も一度はGK笠原がファインセーブで弾き返したが、キック直前の両足がゴールライン上から離れていたことで蹴り直しとなり、それを決められたもの。
何より個で仕掛ける積極性が光っていた。安易にパスを選択せず、ところどころでドリブル突破で抜き去る姿は見ていて心地よい。一役買っているのは今季から監督(選手兼任)に就いた中井健介氏。フットサルのFリーグ・ペスカドーラ町田でのプレー経験もあり、泉代表は「フットサルのテクニック、考え方をサッカーに取り入れるのは面白いと思った」と招き入れた理由を明かす。
3月、4月に合流したばかりで「まだまだ形としては実践できていないのが現実。ようやく意識付けができてきたところ」(泉代表)というように、2人、3人が絡んで崩すような連係はまだまだぎこちない。事実、ここまでの結果も3連敗。
それでも昨季は辛うじて残留を果たしたチームが変わる希望はある。サッカー本来のダイレクトパス、ロングボール、カウンターなどの要素や戦術に、フットサル特有のボールを足裏で転がすトラップやドリブル、1対1での積極的な仕掛けが加われば、エンターテインメント性も増し、結果も楽しみになる。
東京都社会人サッカーリーグ2部
