写真：相手のCKをパンチングで弾き返すGK末次。

【JFL】東京武蔵野U 2－1 ヴェルスパ大分

　立ち上がりからいいペースで攻めていながら、なかなか先制点が奪えなかった武蔵野。そんな時こそ逆に一発で失点してしまいがちだが、30分、エリア内の相手の近距離の決定的なシュートをGK末次が好反応で弾き返してペースを渡さなかった。

「DFがしっかり寄せてくれていたのでシュートコースもそれほど厳しくなく止めることができた。貢献度としてはDFの人の方が大きかったと思う」と末次は自らのプレーよりも味方に感謝した。ただ、このファインセーブがチームの勢いをつなぎ止めたのは確かで、その5分後に武蔵野は先制点を奪い、前半のうちに追加点も奪った。

　後半も早々に「やられた」と思える相手のヘディングシュートをファインセーブでしのぎ、その後に1点を失ったものの最後まで最後尾から熱いプレーでチームを鼓舞し続け、勝利に貢献した。「今日のようなターニングポイントになる試合を勝てたのは自信になる。次の試合もいいモチベーションで入れるようにしっかり準備したい」と話した。

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