写真：J3クラブライセンス交付が決まったクリアソン。

　Jリーグは26日、2024年シーズンのJ3クラブライセンスの判定結果を発表し、日本フットボールリーグ（JFL）のクリアソン新宿に交付することを発表した。東京23区のクラブとしては、Jリーグ誕生以来初の交付となる。Jリーグは判定について、“施設基準に課題があるものの、東京23区というホームタウンの特性に鑑みJ3ライセンスの交付を決定した”と説明している。

　そのほかJFLからはラインメール青森、ヴィアティン三重、ヴェルスパ大分にも交付され、レイラック滋賀、高知ユナイテッドは継続審議となった。

　この日、都内でJリーグからの報告を受けたクラブの丸山和大代表は「スタジアム含め足りないものがあるなかで、新しい風を吹かせてほしいということで期待を込めてチャレンジさせていただく記念すべき一日になった。われわれにとっては歴史的な一日と思いながらも、ここからまだリーグ戦は続いていく。感謝の気持ちをもって豊かな社会、新宿の街をつくっていくことを約束しながら頑張っていきたい」と喜びを語った。

・【動画】Jリーグからの報告を受ける丸山代表。

　今後、クリアソンが来季のJ3参入を実現するためには今季のJFLで順位要件を満たす必要がある。最終順位が1位の場合は自動昇格。2位の場合はJ3クラブとの入れ替え戦に勝利することが条件になる。クリアソンは9月26日現在4位につけており、残り試合数は7。十分に2位以内を狙える可能性がある。

　次節は30日に北区・味の素フィールド西が丘で2位のソニー仙台FCと戦う。

JFL順位表

• 日本フットボールリーグ（JFL）

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