全社開幕 エリース、2点差ひっくり返し初戦突破
写真:終盤に3点目を奪って逆転したエリース。
全国社会人サッカー選手権大会が24日、宮崎県の8会場で開幕。2年ぶりに出場のエリース豊島FC(関東/東京)は1回戦でIKOMA FC 奈良(関西/奈良)と対戦し、0-2から後半に3点を奪って3-2で逆転勝利。エリースはあすの2回戦で前回王者のヴェロスクロノス都農(九州/宮崎)と対戦する。なお、昨年ベスト8で敗れた南葛SC(関東/東京)は13時30分から三菱重工長崎SC(九州/長崎)と初戦を戦う。
全社1回戦エリース豊島 3-2 IKOMA FC
FW深堀の得点を機に一気に3点
堅さが目立った前半のエリース。12分にはクロスの処理にあたったCB井坂がハンドでPKを献上し、これを決められてあっさりと失点。0-1で迎えたハーフタイムには5人を入れ替え、さあ反撃という初っぱなに、自陣でCB井坂のクリアが相手のプレッシャーにくる足にあたってゴールに吸い込まれるというまさかの失点。
2点のビハインド。それでもあきらめなかった。「サッカーは2-0からのスコアが一番危ない」という典型的な展開が始まる。
エリースは後半16分にエリア左から途中出場の松本が放ったシュートが相手の手にあたってPKを獲得すると、これを主将のFW深堀が落ち着いて蹴り込み1点差。さらに引いて身構えだした相手に猛攻をしかけ、同27分には左から住永がゴール前に放ったクロスを途中出場の切り札・FW一木が頭で合わせて同点。
こうなると、PK戦前に勝負を決めにかかるエリース。最後は同35分に右からのCKを金が左足で蹴り、ファーサイドで途中出場の濱口が頭で叩き込んで逆転に成功。監督の采配、選手の意地、諸々詰まった劇的な展開で初戦を3-2で突破した。
あすの2回戦では、昨年の優勝チームで、小寺監督にとっては古巣でもあるヴェロスクロノス都農と対戦する。
大会概要・トーナメント表
【全国社会人サッカー大会】
全国9地域の代表31チームと開催地(宮崎県)代表1チームの計32チームが10月24日から5日間に渡ってノックアウト方式で優勝を争う。優勝から4位までの条件を満たした(最大)3チームにはJFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2026」への出場権が与えられる。試合時間は80分で、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。
