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SHIBUYA、N.との大一番制す 河西が決勝点
写真:前半に先制ゴールを決めるSHIBUYAの河西。
【東京1部】FC N. 0-1 SHIBUYA
SHIBUYAが6勝1分けで暫定首位に立つN.に1-0で競り勝ち、6連勝を飾った。試合後の勝ち点はN.が19、SHIBUYAはN.より1試合消化が少ないながら同18としている。
リーグ序盤の大一番をSHIBUYAが制した。立ち上がりから光ったのは安定した守備。決定機はなかなか築けなくても、最終ラインから落ち着いてボールを動かし、中盤の攻防でも優位に立った。31分にN.のFW岡本に決定的なシュートを近距離から打たれたが、GK佐藤が好セーブで弾き飛ばして難を逃れた。
すると38分に好機到来。ハーフライン付近でFW布施が受けたファウルを再開し、植松がドリブルで持ち上がって左に展開。SB阿部がゴール前へクロスを送ると、エリア内で本田が相手に囲まれながらも粘って横にボールをはたくと、最後はFW河西が右足で流し込んで先制点。
後半はN.が一方的に反撃に転じながらも、SHIBUYAはそれをしっかりと受け止めて、決定的なチャンスを作らせず。90分通してのシュートはN.の5本に対して、SHIBUYAは前半に得点を挙げた河西の1本のみ。それでも大学生に劣らぬ運動量、安定したゲーム運び、SHIBUYAの強さが90分間冴え渡り、N.との大一番を1-0で制してみせた。
東京都社会人サッカーリーグ1部