写真：関東大会で優勝を飾ったN.の選手たち。

　関東社会人サッカー大会最終日は19日、千葉県市原市のゼットエーオリプリスタジアムでCOEDO KAWAGOE（埼玉3位）ーFC N.（東京2位）による決勝を開催。N.が2－1で逆転勝ちを収め、大会初優勝を飾った。

N.攻撃緩めず逆転勝ち 宮原2得点

　18分にKAWAGOEの大島にミドルシュートを決められて先制点を許したN.だったが、以降は自陣に引く相手を一方的に押し込んだ。なかなか得点を奪えない時間が続いたが、後半開始10分にエリア内をショートパスで崩し、最後は宮原が左足で決めて同点。

　その後も準決勝ですべてを出し尽くしたかのように、足が止まった相手をN.は攻撃の手を緩めることなく押し込み続け、あとは得点だけの流れの中で再び宮原が決めた。88分にエリア右でボールを受けると、ニアサイドに強烈な一撃を突き刺して決勝点。宮原の3試合連続ゴールによる活躍で関東大会を制した。

　なお、決勝に勝ち残った両チームは関東リーグ昇格条件の今大会2位以内をクリアしており、来季は関東2部へ昇格となる。東京勢としては2021年に昇格したエリース以来となる2年ぶりの優勝・昇格で、大学生単体チームとしては東京からは初となる。

・【ハイライト】COEDO KAWAGOE 1－2 FC N.

関東社会人サッカー大会 決勝

• COEDO KAWAGOE 1－2 FC N.

【関東社会人サッカー大会】
関東1都7県の代表15チームと開催地代表1チーム（千葉県）を加えた計16チームがトーナメント方式で優勝、関東リーグ昇格を争う。決勝に勝ち進んだ上位2チームが来季の関東リーグ2部へ自動昇格となる。

大会日程・結果／トーナメント表

• 第57回関東社会人サッカー大会