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南葛2戦目で初勝利 東京Uに2-0 関東1部
写真:ヘディングで先制ゴールを決める南葛のFW大前。
関東サッカーリーグ1部は14日、第2節2日目の4試合を関東各地で開催。南葛SCと東京ユナイテッドの東京勢同士による一戦は調布市・AGFフィールドで行われ、南葛が大前元紀、柳裕元のゴールで2-0で勝利し、開幕2戦目で初勝利を挙げた。南葛の通算成績は1勝1敗、敗れた東京ユナイテッドも1勝1敗。次節、南葛は28日にアウェーでヴェルフェ矢板(栃木)と、東京ユナイテッドは同日ホームで東邦チタニウム(神奈川)と戦う。
FW大前が1G1Aの活躍
開幕戦を0-1で落とした南葛だったが、この日はベテランのFW大前が1ゴール、1アシストと活躍し初勝利。18分に田中が倒されて獲得したPKで絶好の先制のチャンスを迎えたが、それを大前が左のポストに当ててフイに。それでもこのベテラン、凹むことなく32分に佐々木の右からのやわらかいクロスをDFの背後でうまく頭を突き出し名誉挽回の先制点。
チームもこの日は持ち前のボールをつなぐだけにとどまらず、前への推進力、鋭さを随所に散りばめ、縦に強い東京ユナイテッドを逆に押し込む場面も多かった。71分には大前の蹴ったCKをDF柳裕元が頭で叩き込んで2点目。守備陣もピンチで体を張ってゴールを守るなど無失点を保ち、722人が集った今季ホーム開幕戦でサポーターにうれしい初勝利を届けた。
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