東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:1部復帰の東京ベイ(左側)は初戦をCriacaoとドロー。

東京都リーグニュース

13年ぶり1部復帰の東京ベイ 初戦はドロー

写真:1部復帰の東京ベイ(左側)は初戦をCriacaoとドロー。

東京1部Criacao 1-1 東京ベイ

 2011年に2部に降格し13年ぶりに1部の舞台に復帰を果たした東京ベイの初戦は、同じ昇格組のCriacao Procriarと対戦。1-1の引き分けに終わり、勝ち点1を積み上げた。青柳監督は「直近の練習試合でうまくいっていたことも、やはり公式戦になるとうまくいかなかったり、ビルドアップができなかったり苦しい内容だった」と開幕戦を振り返った。

 1部在籍当時を知る選手は1人も残っておらず、残っているのはクラブ代表とサポーターのみ。お馴染みの応援歌が響き渡る中で新たな船出を切った前半は、序盤に決定機を作りながらも吉井が決められず、23分に何でもないバックパスの処理をDF加藤がピッチに足を滑らせてボールを失い、そこから痛恨の失点。

 尾を引くように前半は相手のプレッシャーに抗えず、後半は経験豊富なボランチの中田をCBに据えて安定感を取り戻して攻勢を続けたが、70分に主将の神沼が審判の判定に噛みついてこの日2度目の警告を受けて退場。自ら自滅の方向に進みかけた。

 が、サッカーはわからないもの。76分にその10人の東京ベイが途中出場の酒井のゴールで同点に追いつき、あわよくば逆転しそうな雰囲気も醸し出した。

 結果はそのまま1-1だったが、それでも勝ち点1の戦いの中に見えたものも多かったようで、青柳監督は「1部で戦える手応えは十分にある。でも目標は残留ではなくもっと高い位置。それを考えるとまだまだ物足りない。今日の引き分け、勝ち点3を取れなかったところから各自が学んで、コンディションをもっと上げていかなくてはいけない」と長いシーズンを見据えた。

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