写真：後半に3点目を奪う東京Uプラス。初戦を3－0で勝利した。

　東京都社会人サッカーチャンピオンシップ（東京カップ）1次戦は27日、Bブロック、Cブロックのそれぞれ準々決勝2試合を開催。Bブロックは東京1部のFLUTTOと東京Uプラスが、Cブロックは東京1部のアストラ、同2部のRFCがそれぞれ勝利し準決勝進出を果たした。

　FLUTTOは今季から1部に昇格するBANDELIEを2－0で破り、東京Uプラスは同2部のTOKYO2020に3－0で快勝。アストラは今季から1部に昇格する東京ベイを0－0からのPK戦で5－4で退け、RFCは格上となる1部のIntel BilobaをPK戦の末に破った。各ブロックの準決勝は2月4日に行われる。

東京Uプラス、FLUTTO共に快勝

　東京Uプラスは2部のTOKYO2020に3－0で快勝。黄大俊監督の初陣を飾った。ボールを失ったあとの即時奪回を選手に厳しく求める姿勢は、昨季まで指揮を執った東京U（関東1部）の時と同じ。守備からゲームを作りつつ、前半のうちに川田の個人技とPKによるゴールで2－0。後半は2点のリードとあってトーンダウンもあったが、61分に関口の突破からチャンスをつくり、最後はゴール前にFW上村が詰めて相手のオウンゴールで3点目。交代枠をすべて使って控えメンバーのアピールの時間帯も作るなど、次のセルベッサ戦に余裕を残す形で勝利した。

　FLUTTOは序盤からサイド攻撃が機能し、32分にCKの流れから菊池がゴール前のこぼれを蹴り込んで先制。後半は追加点のチャンスを逃すうちにカウンターから危ない場面もあったが、65分に鈴木が追加点を奪って試合を決めた。BANDELIEは相手の5バックに対しての攻めの形が乏しく、最後まで主導権を握れなかった。

・アストラはPK勝利 Bilobaは精彩欠きRFCに屈す

東京カップ1次戦

【Bブロック 準々決勝】

• FLUTTO 2 - 0 BANDELIE
• 東京Uプラス 3－0 TOKYO2020

【Cブロック 準々決勝】

• アストラ 0－0（PK5-4）東京ベイ
• Intel Biloba 1－1（PK2-4）RFC Tokyo

◇大会日程・トーナメント表
・東京都社会人チャンピオンシップ（東京カップ）