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写真:PK戦で敗れ初の決勝進出をのがしたジョイフル本田つくば。

全国社会人サッカー選手権大会ニュース

つくば決勝進出ならず 刈谷と和歌山が決勝へ

写真:PK戦で敗れ初の決勝進出をのがしたジョイフル本田つくば。

 全国社会人サッカー大会4日目は24日、佐賀県鳥栖市・北部グラウンドで準決勝2試合を開催。関東勢で唯一勝ち残っているジョイフル本田つくば(茨城)はFC刈谷(東海/愛知)と戦い、2-2で迎えたPK戦で4-5で敗れ、あすは3位決定戦にまわることとなった。もう1試合はアルテリーヴォ和歌山(関西/和歌山)が3-1でFC徳島(四国/徳島)を下し、2015年以来の決勝進出を果たした。

 あすの決勝はFC刈谷-アルテリーヴォ和歌山で、刈谷は勝てば初優勝。和歌山は2015年以来2度目の優勝となる。3位決定戦はジョイフル本田つくば-FC徳島が戦う。

つくば、PK戦で敗れ初の決勝進出ならず

 2013年に4位になって以来の準決勝進出にこぎ着けたつくばだったが、初の決勝進出はならなかった。 開始2分にFW郡司が右サイドから右足で電光石火の先制点を決めてゲームの入りは素晴らしかった。だが、以降の時間は自陣からのビルドアップを刈谷のプレスに包囲され、ボールポゼッション、主導権は完全に相手に握られた。

 自陣を抜け出せない後ろ向きな姿勢が21分にオウンゴールを招いて同点に追いつかれ、そのまま逆転ゴールを許してもおかしくない状況が続いた。それでも35分には相手の前がかりの裏を巧みに突いて、山崎のラストパスを宮本がミドルシュートを突き刺し勝ち越しに成功。だが、そのわずか2分後にはCKの流れから刈谷の園田に決められて2-2で前半を終えることになり、勝負の行方はわからなくなった。

和歌山、総力戦で徳島破り決勝進出

 後半は互いに守備陣の集中が光り、どちらも得点機をつくれぬまま勝負はPK戦へ突入。つくばは4人目の恩塚が失敗。刈谷は5人全員が成功。最後は刈谷の手に決勝のチケットが渡った。

全国社会人サッカー大会準決勝

  • ジョイフル本田つくば 2-2(PK4-5) FC刈谷
  • アルテリーヴォ和歌山 3-1 FC徳島

10/25 決勝・3位決定戦対戦カード

  • 決勝:FC刈谷 - アルテリーヴォ和歌山
  • 3位決定戦:ジョイフル本田つくば - FC徳島

大会日程・トーナメント表
第59回全国社会人サッカー選手権大会
日本サッカー協会 公式サイト

【全国社会人サッカー大会】
全国9地域の代表31チームと開催地(佐賀県)代表1チームの計32チームが10月20日から5日間に渡ってトーナメント方式で優勝を争う。優勝から4位までの条件を満たした(最大)3チームにはJFL昇格をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023」への出場権が与えられる。試合時間は80分で、同点の場合はPK戦で勝敗を決める。

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