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写真:FC刈谷は大島のゴールなどで5-0で快勝した。

全国社会人サッカー選手権大会ニュース

刈谷、和歌山、徳島も4強入り 全国社会人

写真:FC刈谷は大島のゴールなどで5-0で快勝した。

 全国社会人サッカー大会3日目は23日、準々決勝4試合を行い、関東勢ではジョイフル本田つくば(茨城)が勝利し準決勝進出。またFC刈谷(東海/愛知)、アルテリーヴォ和歌山(関西/和歌山)、FC徳島(四国/徳島)も勝利し、ベスト4入りを果たした。

つくばベスト4入り 関東から3チームが地域CLへ

FC刈谷 5-0 KMGホールディングス

 前日の2回戦で劇的な逆転勝利を演じたFC刈谷。この日はKMGホールディングスを相手に5点を奪う快勝でベスト4入り、2年連続の地域CL出場を決めた。前半から準々決勝とはいえ差は歴然。技術、パスワーク、球際、運動量で刈谷が大きな差を見せつけ、開始9分には齋藤がミドルシュートを決めて先制。

 そこから次の1点を奪うのに時間が掛かったが、62分に小沼が自ら獲得したPKを決めると、一気にゴールラッシュ。64分にはCKから大島がヘッドで3点目を奪い、73分には10番尾﨑がドリブルシュートを決め、終了間際には相手の守備網をショートパスでかいくぐり、神谷が5点目を奪って試合を終わらせた。

ヴェロスクロノス都農 0-1 アルテリーヴォ和歌山

 すでに全国地域CL出場権を獲得している両者の一戦は和歌山に軍配が上がった。前半は都農が攻勢。右サイドの高い位置で左利きのMF堀が起点となり、そこから10番中村やFW鈴木が絡んでシュートに持ち込むが、相変わらず和歌山は手堅く守り、したたかにゲームを進めた。

 迎えた後半開始7分、都農のプレスをまとめて回避するようにロングボールを左奥に落とすと、その流れでFW北野がエリア内でキープ。後方に落としたボールをMF関が右足で仕留めて先制。そこからは強固な守備で奮闘しながら攻撃はシンプルにカウンター狙い。都農の長身FW谷口らの攻撃を最後まで弾き返して1点を守りきった。和歌山は2015年に同大会優勝して以来、2度目となるベスト4入り。

FC徳島 2-1 FC延岡AGATA

 白熱のバトルはすでに地域CL出場権を持つ徳島が2-1で延岡を退けた。この結果、ベスト4入りを逃した延岡は2年連続の地域CL出場が叶わず、その空いた一枠を今大会初戦で敗退となった百年構想クラブの栃木シティが手にすることになった。序盤、FW深澤をターゲットに力強い推進力を発揮した延岡に対し、徳島はMF出岡の落ち着いたパスさばきでプレスを回避しながら、緩急を付けた攻撃で対抗。25分にその出岡の左足からのミドルシュートで徳島が先制すると、さらに34分には野村が追加点を奪って2-0とした。

 それでも後がない延岡が後半開始5分にCKから久野が頭で1点を返すと、ゲームは俄然白熱。1点を返された徳島も守りを固めるわけでもなく積極的に追加点を狙い、延岡も守備陣が踏ん張り逆襲。一進一退を繰り広げつつも、終盤は延岡が徳島を自陣に釘付けにし、怒涛の攻撃。それでもあと1点が奪えずにタイムアップの笛が鳴り響いた。

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大会日程・トーナメント表
第59回全国社会人サッカー選手権大会
日本サッカー協会 公式サイト

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