東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:前半終了間際に清水が同点のPKを決めて折り返した。

全国社会人サッカー選手権大会ニュース

東京23はPK戦勝利 守護神大石が活躍

写真:前半終了間際に清水が同点のPKを決めて折り返した。

【全社1回戦】東京23FC 2-2(PK3-1)阪南大クラブ

 21日に開幕した全国社会人サッカー選手権大会1回戦、午前11時キックオフの試合には東京23FCが出場し、阪南大クラブと対戦した。規定の80分間では決着がつかずPK方式にもつれ込んだが、これを制して2回戦進出決定。全国地域チャンピオンズリーグ出場の可能性を残した。

全社開幕 東京23が初戦突破も東京Uは敗退

 関西リーグ2部で地域CL出場の資格を持たない阪南大クラブは試合開始からのびのびとプレー。前半9分に阪南大クラブのボランチを務める8番MF岩﨑がゴール前中央から直接フリーキックを決め、幸先よく先制した。

 しかし時間の経過とともに技術と経験で優る東京23にいい場面が目立つようになる。前半23分の右CK辺りからチャンスがつづいていた東京23は前半40分、左コーナーキックからあわや同点ゴールという雰囲気を醸し出すと、前半40+2分に10番若杉のドリブル突破からPKをゲット。これをチーム内トップスコアラーの9番FW清水が右に決め、ついに1-1の同点に追いついた。

 後半も東京23の優位は変わらず、後半24分には中央でパスを受けた16番MF小林が豪快に右足を振り抜くミドルシュートを決め、とうとう逆転に成功した。しかし、後半アディショナルタイムに入ると防戦一方となり、ラストワンプレーで左コーナーキックからのシュートのこぼれ球を阪南大30番DF後藤に押し込まれ、同点に追いつかれてしまった。

 ショッキングな試合展開で80分間での勝利を逃してPK方式に持ち込まれた形の東京23だったが、ここで守護神21番GK大石が光った。2人目と4人目のシュートをストップし、3人目も失敗していた阪南大のPK戦を4人目で終わらせる活躍。劇的な逆転劇から一転、勢いのある大学生に追いつかれるという苦しい1回戦を、最後も奇跡的な戦いで突破。全社枠での地域CL出場に一歩近づく、痺れるゲームだった。

大会日程・トーナメント表
第59回全国社会人サッカー選手権大会
日本サッカー協会 公式サイト

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