写真：予選敗退に終わり無念の表情を浮かべる堀田。

【国体関東予選】茨城 1－1（PK5－4）東京

　本大会で準優勝を果たした2018年以来の参加となったMF堀田（東京海上）は、予選敗退に終わった今回の戦いを「いいチームだったし勝ちたかった。PK戦を勝てば本大会で何かを起こせる期待感があった」などと振り返った。また、今後の課題として「時間の密度を濃くし、夏場でも走り勝てるチームを作っていけるかだと思う」と話した。主な一問一答は以下の通り。

・東京PK戦で敗れ本大会逃す

── 予選を戦い終えて。

「いいチームだったし勝ちたかった。初戦は逆転勝ち、今日もビハインドになっても追いつける力のあるチームだったので、PK戦を勝てば本大会で何かを起こせる期待感があった」

── （個人的に）攻撃面で本来の力を発揮できなかった。

「トーナメントで70分。どうしても、自分たちも相手もリスクを負わずに蹴り合う展開が多くなり、ボールが落ち着くタイミングを作れなかった。相手の背後にボールを落として広げるような状況もなかなか作れなかったし、レギュレーション上仕方がない面もあるが、もう少し攻撃面でクオリティーを発揮できればよかった」

── 改めて国体に参加してみて。

「前回参加した時は社会人2、3年目で、若手の立場だった。今回、この年時（29歳）で勢いのある若手とひとつのチームで一緒にプレーできたことは貴重な時間だった。だからこそこの時間をもっと長く過ごしたかった」

── 東京がもう一度予選を突破し、本大会で上位を狙うようなチームになるためにはどういった環境、チームづくりが必要になるか。

「相手にもよるが、今回も特別力負けをした感じはない。今日もPKだったし、少しの差がゲームの中に出た。そういう意味ではいかに毎週水曜の練習、社会人という限られた時間の中でチームビルディングをしていけるか、時間の密度を濃くしていけるか。それとこの夏の時期の戦いでも走り勝てるチーム、コンディションを作れるかだと思う」

特別国民体育大会関東ブロック大会

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