東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]


HBO TOKYO
世界へ 未来へ チャレンジ

CONTENTS 03
HBOには海外へチャレンジする環境が整っている

 --今後はプレーをしながらも、日本人プレーヤーがマルタでプレーするためのサポートをしていくとのことだが、具体的には。

中村:「HBOというクラブは海外志向の選手が集まってくるので、その中でマルタに行きたい選手がいればサポートをする。HBOはドイツやアジア、オーストラリアなど多くのOBがいてサポートをしているが、自分たちはその中でのマルタ部門になる」

田中:「具体的にはトライアウトに参加するためのサポートをする。その期間の住む場所、選手のレベルにあったクラブに話を通して、トライアウトに参加してもらう。あとは契約を勝ち取るか勝ち取れないかということになる」

 --まずはHBOで練習を積み、試合に出て、実績を作ってから海外にいくことになるのか。

中村:「例えば大学生の場合、お金に余裕があって卒業と同時に来れるのであればそれでもいい。でもお金に余裕がなければ、まずはHBOという毎日午前中に練習できる環境を使わせてもらって、午後はバイトをしてお金をためる。半年ほど公式戦に出ながらコンディションを整えて、7月くらいに渡航するのがいいと思う」

田中:「トライアウトの期間は7月くらいからなので、大学を卒業して3カ月ほど期間があくことになる。その時期がもったいない。それならHBOという練習もできて試合にも出れる環境でプレーして、個々の能力を上げて7月に結果を出せるような状況に持っていくのが良いと思う」

 --トライアウト・留学の事業は日本にもたくさんある。その中であえてHBOで行くことのメリットは。

中村:「その会社ごとにそれぞれの国に強みを持っていると思う。自分の場合、マルタに行けたのは薫平さんがマルタの3部で実際に活躍していたから。それで薫平さんがチームにコンタクトを取ってくれてトライアウトを受けることができた。そういった実績のある選手がいなければ実際には難しいのが現状。チームに直接Facebookなどでコンタクトを取っても返事などこないし、自分も2部で活躍して1部のプレミアリーグにいけるようになったし、そういった信頼を生かしたいと思っている」

田中:「それとHBOというクラブはOBが色々な国でプレーしている。その選手たちがオフの時期に帰ってくるので、そのタイミングで実際にプレーしている選手の生の声を聞くことができる。現地のエージェントの言葉も大切だが、実際に海外に行ってプレーしている選手の生の声を聞くとまた違った印象を受けると思う。マルタに関しては自分はもう4年目になるし、自分たちが一番知識を持っている自信がある。それに会社によっては現地に行ってコーディネーターがいなかったり、クラブに話が通じていなかったということもあるが、マルタに関しては実際に自分たち日本人がいるので、そこは安心してほしい」

中村:「正直な話、サッカーの能力がないのに全員を契約させることは無理。でもこちらとしては最大限の努力をして、選手のプレースタイルにあったクラブを紹介するし、トライアウトの家も用意して、安心してテストが受けられるように準備はしている。実際に自分が行った時も薫平さんが親身になってお世話してもらって契約ができた」

CONTENTS 04
海外は可能性が無限 ぜひチャレンジしてほしい

 --どういった選手にチャレンジしてほしいと思っているか。

田中:「例えば大学を卒業してJ3・JFLで給料をもらっていなくて、バイトを一生懸命やりながらサッカーを続けている選手。もし、サッカーに集中できない環境にいるなら、一度海外にチャレンジしてみるのも面白いと思う。海外は可能性が無限にあるし、そこで成功するのも一つだと思う」

中村:「監督、国によってその人のプレーの評価はまったく違う。日本で評価が低かった選手でも海外では活躍できる可能性がある。自分の後輩はドイツの5部でプレーしていたが給料はあまりでない。でも、彼の実力を知っていたし、マルタに呼んでトライアウトを受けさせて実際に1部で活躍してる。ドイツの給料の3倍くらいに跳ね上がったし、そういったことも自分が実際にマルタでプレーしてきたからこそ出来たこと。サッカーでもっとお金を稼げる国、道はあるんだよということを伝えたい」

 --これからチャレンジしようと思っている選手たちも最低限の準備、覚悟が必要だと思う。そこに関しては。

中村:「マルタに関してはチーム数も限られているし、プロ契約でしかプレーできない。自分もそうだったが、契約できなかった時のこともしっかり考えておかなくてはいけない。まずは自分の持ち味をしっかり出してほしい」

田中:「日本にいる時から最低限の英語は出来るように準備しておくこと。やはり『何も準備をせずにきちゃいました』では厳しい。自分たちも最大限のサポートはするが、海外でトライアウトに臨むという覚悟は当然しておいてほしい。HBOでは渡航前に技術だけでなく、人間性も見て、この選手はまだ無理だろうと思ったら、スタッフの判断で渡航の時期を遅らせたりもしている」

 --今後はHBOと関わりながらどんなことをやっていきたいか。

田中:「代表の泉さんとは常に連絡を取り合っているし、こちらで協力できることは何でもやっていきたい。逆に知り合いの選手から話がきたらHBOを紹介するし、選手のため、HBOというクラブのために色々と挑戦していきたい」

< あきらめたくないという気持ちが強かった

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