写真:Criacao(左側)はGIOCOに2-0で勝利。
東京1部Criacao 2-0 駒大GIOCO
昇格組ながらベスト3入りの可能性を残すCriacao Procriarは、大学生の駒大GIOCOを相手にセットプレーから得点を重ねて快勝。
序盤はGIOCOの蹴り合いに付き合うようにロングボールを蹴っては蹴り返されで、最終ラインを押し上げられずにいたCriacao。それでも徐々に両サイド深くで起点をつくり、後方の選手が押し上げてシュートに持ち込むと、35分には右サイドから放り込んだFKのこぼれ球を小坂が蹴り入れて先制した。
後半は豪雨に見舞われ、シンプルに蹴って前進し続けるGIOCOの主戦場となったが、堅実な守備で跳ね返して耐え続けると、次第に天候の回復と共に自らに流れが傾き始めた。75分には1点を追う側のGIOCOが2度目の警告を受けてピッチから1人去り、数的優位を得たCriacaoは77分に中山、奥野を入れて前線を再活性。
すると84分にはCKから米田がヘディングを決めて決定的な追加点。GIOCOの得意とするロングキック、セットプレー、空中戦において、その強度、精度で譲らず勝ちきった。
東京都社会人サッカーリーグ1部