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EDO、土壇場逆転勝ち サイド攻略
写真:逆転勝ちを収め、試合後に挨拶するEDOのイレブン。
東京1部八王子 2-3 EDO
前節、東京蹴球団と0-0で引き分け、開幕からの連勝が11でストップしたEDOはこの日も苦しい展開に陥った。開始3分にミス絡みで失点し、すぐに大嶽のゴールで同点に追いついたが、以降はサイドアタックを中心に攻め続けていながら5枚で守る相手に得点が取れないという前節と同じ流れ。
おまけに後半も早い時間に八王子の井上にワンチャンスを突かれて勝ち越しゴールを許し、引いた相手に逆転には2点が必要。EDOの底力が試された。
それでも「この1週間はサイドの攻略、相手と同数であっても崩し切るためのトレーニングを相当落とし込んできた」と和田監督。67分に左サイドからワンツーで最終ラインを掻い潜って倉田が同点ゴールを奪うと、逆転の光が見え、あきらめずに攻め続けた末の後半追加タイム7分。右サイドを突き抜けた鳥海の突破から揺さ振りをかけ、最後は再び倉田が右足で仕留めて逆転劇を成功させた。
監督は「サイドを攻略するということを自分たちが意図的に数多く出すことができたし、先週の引き分けが生きたゲームだった。早い時間に失点したり、自分たちの甘さ、課題が出てしまったゲームではあったが、よくひっくり返した。彼らの勝負強さが出たと思う」と興奮気味に話した。
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