東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:CKからゴールを狙うSHIBUYAのFW渡邉。

東京都リーグニュース

SHIBUYA、ゴール遠く痛恨スコアレス 今季3度目ドロー

写真:CKからゴールを狙うSHIBUYAのFW渡邉。

東京1部SHIBUYA 0-0 CERVEZA

 2位のSHIBUYAはセルベッサを相手にトータル11本のシュートを打ち込んだが、最後まで得点を奪えず0-0の引き分けに終わった。前半は集中力を高めて守るセルベッサに0-0も致し方なしといった内容で、後半開始からは右サイドに攻撃的な佐藤を投入。その佐藤が高い位置でボールを受けて突破を図り、ゴール前を固めるセルベッサのDF陣形をいびつにさせた。

 だが、FW渡邉のシュートがポストを叩く、CKからCB山出のヘッドはゴールに吸い込まれそうなところでDFに掻き出されるなど1点が遠い。

 以降も60分には10番MF宮崎とFW宮本を同時投入。70分には轟木、そして77分には切り札のFW政森と、どこからでもゴールをこじ開けられそうな強烈なアタッカーを次々に投じて攻め続けた。それでもセルベッサの強固な守備というより、意地に阻まれ続けたような90分。スコアレスのままタイムアップを迎えた。

 これでSHIBUYAの通算成績は10勝3分け。「開幕からの無敗をキープ」といえば聞こえはよいが、3分けは1勝2敗と同等の勝ち点3。接戦でも最後に勝ち切る首位EDOとの勝ち点差も4に広がり、自力優勝の可能性も一旦消滅となった。残り4試合、優勝へは勝っていくしかない。

セルべは金星ならず

 前半から守勢を強いられたセルベッサだが、無失点の時間を保ち続けると次第に前へ出た。後半早々には広田がフリーでシュートを放つがわずかにポストの左へ。だが、時間が経つにつれて攻撃まで手が回らないのも、勇気を持って後方の選手が押し上げることができなかったのも事実で、中途半端にボールを失ってまた守備にまわることも多かった。

【写真】後半早々の決定機を広田が決められず。

 CB菅井が懸命に前へ出ろという掛け声をイレブンに促すと、最終盤にはゴール前を際どいクロスが通過するなどゴールまであと一歩の場面もあったが、金星とはならなかった。セルベッサの通算成績は5勝3分け5敗となり、勝ち点18で8位。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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