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EDO、東蹴の守備網破れず 連勝止まる
写真:EDOは終了間際に長谷川が決定的なシュートを放つが決まらず。
東京1部東京蹴球団 0-0 EDO
守備重視の東蹴の牙城を最後まで崩せなかった。中央を固める相手に両サイドから迂回してゴールを目指すが、5バックを敷く東蹴に数的優位を作らせてもらえず攻撃がスローダウン。1対1を仕掛けて深い位置までえぐってマイナスの折り返しなど決定的なシーンを作り出すこともできず、シンプルに放り込むクロスは相手の思うつぼ。その策略を超える攻撃を示せなかった。
終盤はセットプレーから力押しにも出たが、竹村のヘッドも決まらず、ラストはCKの流れからCB長谷川がゴール前で決定的なシュートを放ったが、ゴールライン際に立つDFのブロックに跳ね返されてタイムアップ。開幕からの連勝が11で止まった。
「まだまだ足りない」和田監督
開幕からの連勝が止まったEDOの和田監督は「内容的には勝ちゲームだったとは思うが、自分たちの甘さ、勝負弱さ、足りないところがあるということを再認識させられたゲームだった」と振り返った。中央を固める相手に再三サイドから攻めていながら得点が奪えなかった点については「相手のDFが5枚で中盤の2枚もスライドすると必然的にうちと同数になる。同数になっても崩すトレーニングはしているし、崩せということは伝えているが、質、アイデア、個の力がまだまだ足りなかった。数的優位が作れなかったとしても突破できるようにならなくてはいけない」と話した。
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