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Bilobaと養和は白熱のスコアレス
写真:前半にヘディングでゴールを狙うBilobaの岡野。
東京1部Biloba 0-0 三菱養和
下位に沈む両者とあって「この試合は勝たなくては」という気持ちの入った攻防が続いた。前半は開幕から未勝利のBilobaが攻勢。養和の泣きどころともいえる「高さ」を突くように、後方から、サイドからロングボールをエリア内に向かって次々と放り込み、勢いをもって分厚く押し込んだ。だが、久保、岡野、住川、再三の決定機が決まらない。
前半を耐えた養和は後半からMF佐藤がピッチに入り、ようやくボールが落ち着き反撃。ドリブル、ショートパスで相手の危険エリアに割って入り、伊藤がゴール前で決定機を迎えるがこちらも決めきることができない。
終盤に入ると、Bilobaも耐えたあとの熱いカウンターをどんどん繰り出し、1点勝負。双方にチャンスがあったが、最後は養和の伊藤がエリア内のビッグチャンスを逃してタイムアップ。
勝ち点3を狙った両者にとっては手痛いドロー決着。養和は8試合を終えて勝ち点5の15位で、Bilobaは7試合を終えて同4の降格圏16位につけている。
東京都社会人サッカーリーグ1部