東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:後半に追加点を決めるRFCの吉田。

東京都リーグニュース

東京2部2BはRFCが首位キープ 残り3戦

写真:後半に追加点を決めるRFCの吉田。

 東京2部2ブロックで首位に立つRFC Tokyoは1日、3位のプログレッソとの上位対決に臨み、主将の加茂郁磨のゴールなどで7-1で大勝した。RFCは勝ち点を32に伸ばし、残り3試合を3勝すれば他チームの結果に関係なく、勝ち点41で優勝、初の1部昇格が決まる。ただし、その3戦の中には最大勝ち点40で自力優勝の可能性を残すスペリオ城北との直接対決も残っており、RFCは次節Griffin東京と戦い、次々節がFC品川、最終戦が城北と戦う。一方、プログレッソは同22のままで4位に後退となった。

プログレッソとの上位対決 7-1勝利

 優勝を争うライバルの城北が前節プログレッソを相手に7-0で大勝。その刺激を受けたのか、RFCも負けじと7点を奪ってみせた。とはいえその大量点を支えたのは攻撃力よりも堅い守備力。主将のCB加茂が最終ラインを統率しながら、中盤の選手らの献身性と共にプログレッソのアグレッシブな攻撃をしっかり食い止め、ボールを奪い、主導権を握った。

 前半の2得点はいずれもセットプレーからで、ここでもシンプルな空中戦の強さがものをいった。12分に右からのFKを加茂がファーサイドで頭で合わせてネットを揺らし、45分の追加点は左からのCKを逆サイドで加茂が頭で折り返し、最後は原が頭で押し込んだ。

 後半は2点を失っているプログレッソが徐々にトーンダウン。それを見透かしていたかのようにRFCは敵陣に生まれたスペースを走力で突き、ボールを動かしながら攻撃のギアを上げていった。53分にエリア内に流れてきたボールを吉田が冷静に蹴り入れて3点目を奪うと、60分には栗田が左サイドから中央にカットインして右足で豪快に決めて4点目。以降も心が折れつつあるプログレッソに伊藤、途中出場の藤井が2点を積み上げ大量7点。

 終盤には決定機阻止でCB五味が退場、さらに90分にPKを与えて1点を失ったが、それもすでにスコアが大きく開いてからの事態とあって、さほど気にはならず。これで10勝2分けと開幕からの無敗を維持し、さらにリーグ戦において最後にものをいう得失点差もプラス34まで伸びた。残り3試合、いよいよ優勝も見えてきた。

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