東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:首位攻防戦に敗れた明治学院。

東京都リーグニュース

明学は11戦目で初黒星 監督「勉強になった」

写真:首位攻防戦に敗れた明治学院。

【東京2部1B】Criacao Procriar 1-0 明治学院

 明治学院はCriacaoとの開幕10連勝同士の大一番に0-1で敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。海老澤監督は「悔しいし、やはり最後のところを決めなくてはいけなかった。それでも今日は自分たちの力を出せたし、これまでにない緊張感と強度があって久びさに見ていて面白かった」と素直な気持ちを明かした。

 序盤からCriacaoの前線からのプレスを回避する自陣でのパス回し、相手の動きや立ち位置を見ながらの速攻、遅攻の使い分は実に巧みだった。加えて、それに伴うゴールへ向かう走力、技術、勇気もあり、日々トレーニングを積める大学生だからこそできる戦いを存分に披露した。

Criacao、明学との10連勝対決制す 劇的勝利

 だが結果は0-1の敗戦。最後までゴールが奪えず、逆に最後の最後にゴールを許した。「正直勝てると思った」という監督の言葉は負け惜しみではないだろう。それでも時に勝てないのがサッカー。直接の敗因について監督は「なんですかね」と難しい表情を浮かべたが、「クリアソンさんは本当にサッカーが好きな社会人の集まりで、サッカーに対する情熱がすごい。勝負強さ、絶対にやられないという気持ちの強さはうちにはなかったし、そこはすごく勉強なった」と技術意外の要素を並べた。

 これで自力優勝の可能性は一旦なくなったが、それでも優勝へ向けた戦いはまだ続く。「日頃の練習、ミニゲームにしても常に勝負にこだわらなくてはこういった試合には勝てないと選手に伝えた」。今日の敗戦を生かして残りの3戦に臨む。

【ハイライト】Criacao 1-0 明治学院

東京都社会人サッカーリーグ2部

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