写真：78分にロングスローから林が頭で1点を返した。

【東京1部】エコ・プラン 1－6 CERVEZA

　ここ4試合は3勝1敗と結果を残し、残留も見えてきたエコ・プランだが、この日はセルベッサに6失点し、8敗目を喫した。持ち味のロングスロー、セットプレーなどで見せ場も作ったが、一方で山﨑が放り投げるロングスロー攻撃のあとのリスクヘッジが足りずにカウンターを浴びて2失点も。

　吉田監督は「うちは失点してもいいのでチャンスの時はみんなで攻めて、1点を取ろうと2部の時からやってきている。去年も（2部）優勝を狙って出来たわけではないし、積み上げてきたことをやるだけ。リスク管理を考える段階にはまだない」という。その強いこだわりの形で6失点のあとに1点を返すと、以降もスコアが開いているにもかかわらず、GK善家がセットプレーで攻撃参加するなど1点を奪ってやろうという強い姿勢は最後まで示した。

・【ハイライト】エコ・プラン 1－6 CERVEZA

　ただ、この日も試合が沸くのはやはり手を使ったセットプレーが多く、足元の技術で得点を重ねて沸かせたセルベッサとはスコア通りの差があった。

　残り5試合の状況で、現在の順位は降格圏が迫る15位。監督は「残留するには最低でも1勝。2勝すれば固いと思う。ただ、あまり残留ばかり気にせずいい選手、いいチームと戦えるこの環境に感謝してやっていきたい」と話した。次節は東京蹴球団と戦う。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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