東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:FW木村の先制ゴールを喜ぶ三菱養和。

東京都リーグニュース

GIOCOが4連勝 養和はアローレに勝利 東京1部

写真:FW木村の先制ゴールを喜ぶ三菱養和。

 東京1部は17日、2試合を開催。GIOCOは石川舜也、塚田祐悟のゴールでBilobaに2-1で逆転勝ちし、4連勝を飾り、勝ち点を16とした。三菱養和は後半に木村陽一郎、倉嶋涼雅が得点を挙げて2-0でアローレに勝ち、2勝目を挙げた。東京1部は18日にも6試合を行う。

三菱養和2勝目 途中出場の倉嶋が突破口

 三菱養和が3月26日の第2節・セルベッサ戦以来となる約3カ月ぶりの勝利を挙げた。特別これまでと何か変化があったかというと、そうでもない。風下の入りはロングボールの処理がつたなく、シンプルに蹴り返せず、アローレの勢いに押されたまま時間を過ごして相手の決定力不足に救われた場面もあった。それでも前半を0-0で折り返したのが大きかった。

 後半は風上に立ち、点が取れないアローレに逆に一発を狙う。後半から入ったMF倉嶋がドリブルで突破口を見つけた。60分、自陣から倉嶋がマークを一人外してドリブルで持ち上がり、バイタルエリアでつなぎながら、最後は秋元の左からの浮き球のクロスをFW木村が頭で仕留めて先制。

 さらに78分、倉嶋が再び自陣からカウンターでドリブルで左サイドを独走。エリア内に入ったところでゆったりスラロームをしながら内側に切り込み、すかさず右足で蹴り込んで2点目。久しぶりの勝利をぐっと手繰り寄せた。守備においてもこの日はGK畚野が失点につながりかけた凡ミスもあったが、相手のシュートを最後のところで身体を張って再三阻み続けて無失点。シーズン折り返しとなった10戦目でようやく2勝目を挙げ、ひとまず降格圏を抜け出す貴重な勝ち点3を挙げた。

【ハイライト】アローレ 0-2 三菱養和

 殊勲の倉嶋は「斜めにエリア内に入る形は長年やってきて得意なゾーン。シュートコースが見えたので決めるだけだった」と得点シーンを回想。ここからの意気込みについては「自分のドリブル、持ち味を生かして勝利に貢献したい」と話した。

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