写真：東蹴はセットプレーでゴールに迫るもN.に跳ね返された。

【東京1部】東京蹴球団 0－3 FC N.

　守備に比重を置くゲームの運び方自体はいつも通りで悪くはなかったが、反撃の手数が少なすぎた。FW政森やMF廣澤の際どいシュートは1本、2本あったものの、得意のセットプレー、空中戦で威圧感が足りない。やはり大黒柱のCB成田をケガで欠き、最後まで反撃ムード、得点の雰囲気を作れず守備一辺倒になったことが0－3という結果を招いた。

　よく耐えながらワンチャンスを狙っていたが、後半20分に不運も重なり、オウンゴールに近い形で最初の失点。さらにこの日は監督も仕事の都合で不在でチームが引き締まらなかったのか、わずか1分後にPKを簡単に与えて追加点まで許した。

　PKを与えたシーンは仕方ないにしても、その前段階となるロングボールの空中戦で、CB眞砂が相手の背後から競りにいって簡単に負けては堅守の看板が泣く。攻守に迫力を欠いたまま終盤には3点目まで失い、初黒星は0－3という厳しい結果に終わった。通算成績は1勝1分け1敗。

・N.堅守の東蹴を後半攻略 スローインから

東京都社会人サッカーリーグ1部

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