東京サッカー [TOKYO FOOTBALL]

写真:開幕戦を落とした23江戸川の選手たち。

東京都リーグニュース

23江戸川は黒星スタート 監督「今後に期待」

写真:開幕戦を落とした23江戸川の選手たち。

【東京1部】アローレ 1-0 23FC江戸川

 良くも悪くも持ち味の若さが際立った23江戸川の開幕戦だった。「新加入選手含めて今季も若いメンバーでスタートしたが、このリーグが初めての選手がほとんど。できるだけ早くこの強度、スピード感、相手のレベルに慣れていく必要がある」と石部監督は振り返った。

 序盤から全員がよく声を出して正しい距離感を保ち、前へとプレスを掛けるだけでなく、プレスバックも迅速で、相手の死角からボールを奪い去って10番大塚が果敢にドリブルを仕掛けていくなど、昨季5位のアローレと互角以上の展開で渡り合った。

アローレが開幕戦勝利 EDOは2連勝 東京1部

 だが、最終局面での崩しのアイデアや迫力を欠くと、30分に先に失点。「崩されたというより、全員が一瞬止まっていた」と監督。中盤の選手含めて守備陣も集中はしていただろうが、集中していたのはボールの行く末で、2列目から飛び出す相手選手を完全に見逃していた。

 1点を失うと簡単にトーンダウンするのも若さゆえか。雰囲気が静まり、そこから残りの前半はプレスをかけるというより相手のパスに食いついてしまう感じで、攻守に停滞。ハーフタイムに監督の指示をはさんで後半は再び勢いよく仕掛けたが、同7分の安場のシュート、同14分にゴール前でフリーでFKを合わせた金野のシュートが枠を外れると、徐々に運にも見放されたように、攻めてはいてもアローレ守備陣の前に最後まで得点の匂いは漂わなかった。

 監督は「色々な部分の要素がまだ足りていない」ときっぱり。それでも「一人ひとりの強度はこれからどんどん上がっていくし、グループ戦術を突き詰めていけば全体としてもよくなる。若いという伸びしろはあるし、自信をつけさせてあげたい」と今後に期待を寄せていた。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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