はやぶさ、境が関東昇格へ 決勝進出/関東大会
写真:決勝進出と関東昇格を決めて喜ぶはやぶさイレブン。
関東社会人サッカー大会3日目は17日、茨城県ひたちなか市総合運動公園陸上競技場で準決勝2試合を開催。第1試合は大会初出場のはやぶさイレブン(神奈川2位)が1-0で房総ローヴァーズ木更津FC(千葉2位)に競り勝ち決勝進出を決め、第2試合は境トリニタス(茨城2位)が2-0で作大FC(栃木1位)を下して決勝に進んだ。
この結果、決勝に進んだはやぶさイレブンと境トリニタスは今大会2位以内が確定し、来季の関東リーグ2部昇格が決定。両チームとも関東リーグ昇格は初となる。なお、決勝はあす同会場で午前11時から行われる。
はやぶさ1点逃げ切り FW永里の先制点が決勝点に
開始わずか6分の先制点がはやぶさの決勝点となった。右サイド深くでボールを受けた重松が粘った末に懸命にクロスを放り込むと、一番遠くで待ち構えたFW永里がヘディング。ボールはふわりとゆっくり逆サイドのポストに当たってゴールに吸い込まれた。
だが、その後は早々にリードを得たこともあってか受け身の展開。これまでの大量点勝利の攻撃は鳴りを潜め、逆に追いかけるローヴァーズに主導権を握られた。
そのローヴァーズは1点を失ったものの怯えることなく前線から最終ラインまでコンパクトな陣形を作って網を整え、ボールを摘み取っては前に前にボールを当てて起点を作って攻めていく。
それでも、はやぶさもゴール前は人数を固めて守り、押し込まれながらも決定機を作らせない。ゲーム終盤にはローヴァーズの梶山のクロスに主将のDF藤原が頭から飛び込んだがわずかにタイミングがズレて同点とはならず。序盤の1点を最後まで守り切ったはやぶさが、大会初出場でいきなりの関東リーグ昇格をつかんだ。
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関東社会人サッカー大会 準決勝
- はやぶさイレブン 1-0 房総ローヴァーズ
- 作大FC 0-2 境トリニタス
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