EDOは暫定1位で今季終了 優勝は城北の結果次第 東京2部1B
写真:最終戦に勝利したEDOは暫定1位で今季終了。
東京2部1ブロック優勝はEDO ALL UNITED、スペリオ城北の2チームに絞られた。EDOは6日のリーグ最終戦でCOASTを相手に4-0で快勝し、勝ち点を39に伸ばして暫定首位で今季のリーグ戦を終了。通算成績は13勝2敗だった。一方、城北はこの日Kirinoha Tokyoに5-0で勝利して勝ち点を25として4位。残り5試合を全勝すれば勝ち点が40に到達し、暫定首位のEDOを抜いて優勝が決まる。
【東京2部-1B】COAST 0-4 EDO
EDOの最終戦は4点快勝
4部、3部とストレートで昇格し、破竹の勢いで勝ち進むEDO。今季の2部リーグも序盤の2敗というつまずきがなければ、城北の結果を待たずに優勝は決まっていたはず。それでもこの日の最終戦も攻撃的な姿勢を貫き4点快勝。やるべきことはやって、残すは城北の結果待ちとなった。
ゲームは攻めていながら、なかなか1点が取れないもどかしい展開。和田監督は「いつも前半は相手に引かれて1点を取るまでの時間が長い。そういった時にカウンターを食らったりするとゲームが難しくなってしまうので、とにかく先制点を意識している」。
口火を切ったのは29分、チーム得点王の吉野だった。相手のクリアボールをエリア手前で拾うと、浮き玉のボールをトラップしてそのまま得意の左足でボレーシュートを突き刺した。
これで肩の荷が降りたイレブンは落ち着いてボールを動かし、ゴールに向かってどんどん加速。後半8分には髙井の右からのクロスをニアで清水が滑り込んで2点目を奪い、その直後にも髙井のクロスを石田が決めて一気に3-0。
その後は一息ついたところでCOASTの反撃にも遭ったが、GK杉本の好セーブで切り抜けると63分には清水のFKから最後は佐藤が押し込んで4点目を奪って試合を決めた。
和田監督は「あとは結果を待つだけ。仮に1部に上がれたのなら仕事とサッカーの両立を言い訳にはできないリーグになるだろうし、選手たちには今まで以上にコンディション管理、サッカーのクオリティーを求めていかなくてはいけない」と話した。
東京都社会人サッカーリーグ2部