写真：菅井（4番）の先制点を喜ぶセルベッサのイレブン。

【東京1部】FC N. 0－1 CERVEZA

　最終戦、9点差以上の勝利で数字的には逆転優勝も可能だったセルベッサだが、さすがに「現実的に勝ち点3を取ることだけを考えた」と石割監督。その勝ち点3をしっかりと積み上げ、得失点差では及ばなかったものの優勝の東京海上と勝ち点32で並び、前節の3位から順位をひとつ上げて堂々2位で今季のリーグ戦を終えた。

　大学生のN.の勢いにのまれかけた立ち上がり、そこで老練チームらしくセットプレーから一発で仕留めたのが大きかった。8分、左からのCKをニアで菅井がうまく頭で合わせて逆サイドに流し込んだ。これで相手の勢いを止めて普段通りの戦いに持ち込むと、1対1で負けず、サイドからのクロスやセットプレーでゴールに迫る淡々としたゲーム運び。後半のシュートは中田が放った1本のみだったが、終始劣勢というわけでもなく、チャンスも作りつつ、しっかりと守り1－0で逃げ切った。

東京都社会人サッカーリーグ1部

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