Aブロックは東京プラスが3位で上位リーグへ
写真:前半にゴールを決めて叫ぶ東京Uプラスの上村。
東京1部Aブロックは31日、23FC江戸川-東京Uプラスの1試合(Aブロック最終戦)を開催し、東京Uプラスが上村尚輝の2ゴールなどで6-2で勝利した。東京Uプラスは勝ち点を18に伸ばして、前節暫定3位だった同16のアローレを抜いて3位に浮上して1stステージを終了。敗れた23FC江戸川は同8の8位で2ndステージに進む。
前半4点勝負あり 上村豪快2発
前半から攻守の切り替えやボールを奪いに前へ出ていく勢いでは23江戸川に分がありながらも、その食いつきの速さをうまく逆手に取りながら次々に敵陣のスペースを突いて得点を重ねていく東京Uプラス。1stステージ最終順位が3位と8位。やはりその差は明確だった。
10分、東京Uプラスは右奥で獲得したFKを渡辺が左足で放り込むと、ファーサイドでノーマークの小田がヘッドで中央に折り返し、それを影森が決めて先制。15分にはFW上村がエリア手前からシャープに右足を振り抜いて早くも2点目。
さらに25分にはカウンターから左サイドを突き抜けた小田がそのまま3点目を決めると、28分には相手の縦パスを摘んだところからショートカウンターを発動し、上村がズドンと圧巻の豪快なミドルを突き刺し4点目。国体候補メンバーのMF木村の2アシストも光るなど、ほぼ一方的な展開で前半を4-0で折り返した。
後半は必死に追いかける23江戸川に対し、4点のリードとあって相手の出方を見ながらじっくりゲームを進める東京Uプラスの戦いがそのままスコアに反映。54分に23江戸川が1点を返すと、今度はその前のめりの裏を突いて東京Uプラスが5点目を奪い、再び23江戸川がゴールを奪って反撃を仕掛けると、また再び東京Uプラスが加点。
後半こそ、一進一退で2-2だったが、それでもトータルでは6-2と東京Uプラスの快勝に終わった。
東京都社会人サッカーリーグ1部