東京都リーグニュース
MF田中、今季初ゴールが貴重な決勝点
写真:前半から積極的にゴールを狙っていたMF田中。
【東京1部-A】アローレ 1-2 CERVEZA
引き分けで終わりかけたゲームで最後に勝ち点3をさらったセルベッサ。決勝点を決めたのは今季から加入したMF田中だった。
アディショナルタイム4分、エリア内右奥にぽとりと落ちたボールにFW浅田がいち早く反応。それを見た田中もすかさず連動。「浅田の(ボールに向かう)強みが出たシーンだったし、彼ならボールを出してくれると信じてスプリントした」。右後方からゴールに向かって斜めにダッシュすると、浅田の洒落たヒールパスが足下に転がってきて、あとは決めるだけ。落ち着いてゴール左にダイレクトで蹴り込んだ。
今季初得点が決勝点となり「ようやくチームに貢献できてよかった」と田中はうなずいた。
去年は半年ほどサッカーをやっていなかった時期があったらしく、今もコンディションは回復途上。「ここからさらにコンディションを上げて、次のステージではもっとゴールに絡むプレーをしていきたい」と意欲を示していた。
東京都社会人サッカーリーグ1部