東京海上が開幕4連勝 アローレに3-1勝利
写真:ボールを奪い合う東京海上のFW林とアローレのMF林。
東京1部Aブロックの東京海上-アローレの試合が22日、東京海上日動多摩グラウンドで行われ、東京海上が後半に3点を奪い3-1で快勝。開幕からの連勝を4に伸ばした。アローレは初黒星となり、通算成績は2勝1分け1敗。
後半FW林がPKで先制 以降オープンな展開制す
無敗同士の一戦で勝負が分かれたのは後半に入ってから。前半は東京海上が主導権を握って押し込みながらもFW林、藤沢がエリア内の決定機を決められず0-0。後半はむしろ前半を無失点で耐えたアローレに流れが傾きそうな雰囲気だった。
だが、52分に東京海上はCB工藤の自陣でのインターセプトからカウンターを仕掛け、最後はその工藤がエリア内でGKに倒されてPKを獲得。これをFW林が決めて、流れをつかんだ。
さらに東京海上からすれば、ベンチに控える切り札のMF小谷を送り出す前に先制点が取れたのは大きかったようで、65分に小谷が左ハーフに入ると、その後はアローレの反撃の裏を巧みに突いて得点を重ねた。78分、FW林が左サイド深くで縦パスを呼び込むと、その林が空けた後方のスペースに小谷が潜り込んでボールを受け、角度のない位置からGKの股下を抜いて2点目。84分にもカウンターで左奥を小谷が突き、その折り返しを藤沢が押し込んで3点目。
最後に1点を失ったものの東京海上が3-1で快勝し、開幕4連勝とした。先制ゴール、2点目をアシストをしたFW林は「PKを取るシーンに自分は絡んでいなかったが、落ち着いて決めれた。1試合1得点を目標にしているのでPKとはいえ良かった。4連勝して6月に入ることを目標にしていたので、勝てて良かった」と汗を拭った。
東京都社会人サッカーリーグ1部