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写真:東京選抜の李成俊監督。

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李監督 国体、理想のサッカー「あえてチャレンジ」

写真:東京選抜の李成俊監督。

 2018年以来の本大会出場を目指す東京都国体選抜は、当時コーチを務めていた李成俊氏が監督に就任。李監督は18日の初練習のあとに「もう一度チャレンジしたいと思った」と就任理由を明かし、「当時からアップデートしていかなくてはいけないが、東京代表という価値と歴史は変わらない。その意義を大切にしながら取り組んでいきたい」などと抱負を語った。主な一問一答は以下の通り。

──今回、監督のオファーを引き受けたのは。

「前回(2018年)、コーチをやらせてもらった時に準優勝できたというのもあってチャンスを頂いた。色々なタイミングがある中で、やれるうちはやりたい、もう一度チャレンジしたいと思った。それと正直、国体の成年は少年と違って参加意義というのが各クラブからすると難しいところがある。なんで選手を出すのとか、なんで引き受けるのとか、国体って意味あるのというネガティブな要素が多い。でも、自分としてはそういったところにあえてチャレンジしてみたい気持ちがある」

──前回はコーチで今回は監督。ご自身の役割、責任感、心構えなどの変化は感じているか。

「前回は色々な方にサポートをしてもらい、比較的サッカーの方向性やトレーニングなど、テクニカルな部分だけにフォーカスをして取り組めた。ただ、今回はそういうわけにはいかないし、新しいスタッフ陣のエッセンスも取り入れながら形を作っていかなくてはいけない。そこは責任を感じている」

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──監督のサッカー哲学は。

「今のとにかく勝てばいいというような勝利至上主義というところに少し疑問を持っていて、そういった要素にチャレンジしていくようなサッカーが僕の中の目標、ビジョンとしてある。もちろんそれは理想論で甘いと思われる要素も多いが、そこを具現化していきたい。よく、感動させるとか、楽しませるとか、スペクタルなサッカーを見せるとか、理念を掲げるチームって同じようなワードが並ぶが、じゃあ楽しむって具体的にどういうこと、楽しむをどう定義するの?というところを掘り下げて表現したい。

 例えば僕の中でポゼッションは大事だけど、ゴールを目指すのがサッカーだからゴール前の回数が多い方が当然見ていても、やっていてもわくわくするはず。後ろでずっとボールを回して90分の中でゴール前の回数が数回しかなかったらわくわくしない。そういった言葉一つひとつを掘り下げて『俺たちの楽しむとは、サッカーとはこういうものだ』というのを示していきたい。

 ダーティーなプレーを見ていても気持ちよくないと思うし、そこは『ダーティー』と『激しい』を分けて表現する。相手をリスペクトするって言うけど、本当はどういうことなのか。そういった言葉一つひとつを具現化していくこと。もちろんそれは勝利至上主義ではなくて『勝利理想主義』で、おそらく矛盾点がいっぱいで、実際にそれで勝てるの?ってなるはず。でも、僕自身はあえてそういったところにチャレンジしていきたい」

──今回のこのチームにもその考えを当てはめていくのか。

「エッセンスは取り入れていきたい。ただ、最終的にやるのは選手だし、その辺も加味しながらみんなで納得して、チームとしての表現方法をピッチで示していきたい」

──求める選手像は。

「国体は試合時間(35分ハーフ)も短いし、レギュレーションも含めて少し特殊。でも、そういったところに価値を感じてくれる選手。あとはチームとして戦える選手が大事になる」

──改めて監督としての目標、意気込みは。

「個人的には、ただ高いところを目指すというような現実離れした目標を設定するのはあまり良くないと思っている。しっかりと現実的なところから逆算して目標を定めたい。もちろん『優勝』というのはあるが、最終的なチーム、選手が決まって、そこで改めて自分たちがいく場所、チャレンジする場所をしっかりと決めてやっていきたい。個人的には前回のチームの時から色々とアップデートしていかなくてはいけないと思うが、東京代表という価値と歴史は変わらない。その意義を大切にしながら取り組んでいきたいと思う」

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