アローレは開幕戦で4点快勝 Bilobaも白星発進
写真:アローレは宮川のハットトリックなどで4点を奪って快勝した。
東京1部は2日、Aブロック第1節分の2試合を各地で開催。
昨季6位のアローレは、今季からチーム名・体制を変えて新スタートを切ったOLIVASを、宮川瑞希のハットトリックの活躍などで4-0で退けて白星発進。1部昇格2年目のIntel Bilobaは有路龍太の2ゴールなどで、23FC江戸川を3-1で下し、開幕戦を白星で飾った。第2節は9、10日に行われる。
アローレ4発快勝も監督は「もっと貪欲さを」
4点快勝で好スタートを切ったアローレだが、野口監督は「選手間にもっと点を取るんだという貪欲さがないといけない。そこは反省というか課題として残る」と喜びは控えめだった。
今季新チームとしてスタートを切ったOLIVASとの差は開始から歴然で、ほぼハーフコートゲーム。90分を通してのシュート総数はアローレの27に対してOLIVASはわずか1。にも関わらず4点、というより2-0のまま終わりかけたことに監督としては少なからず不満が残ったようだ。
前半を宮川のPKによるゴールとドリブルシュートで2-0。後半、早い時間に決定的な3点目を奪えれば、相手の戦意を喪失させて、大量点も可能だったはず。だが決定機をことごとく外してなかなか次の1点が奪えず、65分過ぎにはOLIVASにCKからヘディングで1点を返されそうにもなった。ようやく追加点を奪ったのが90分。宮川が左足でハットトリックを達成して相手に敗戦を突きつけると、ロスタイム3分には途中出場の小林が4点目をダメ押してタイムアップを迎えた。
監督は「ちょっと物足りなかったかな。次のBilobaは今日よりも怖さがあるし、点は取れるかもしれないが、失点する可能性もある。去年は6-4で勝ったが、決して相性は良くないし、失点を0に抑えられれば成長を感じられると思う」と話した。
東京都社会人サッカーリーグ1部
[Aブロック]
- アローレ 4-0 OLIVAS
- 23FC江戸川 1-3 Intel Biloba
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