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FW尹英勝、最後は2ゴール締め
写真:後半にこの日2点目のゴールを蹴り込む尹英勝。
【東京2部3B】丸紅 1-4 ZION
いつもはゲーム終盤に自らのゴールで試合を決めてきたエースのFW尹英勝(ユン・ヨンスン)が、この日はキックオフから全開。試合開始わずか50秒で左足でミドルシュートをねじ込んだ。「引き分けではダメだと思ったので開始から積極的にいった。コースは甘かったけど、ブレたので入ってくれた」と振り返った。2-1で迎えた後半には相手を突き放す貴重な追加点。エリア内で相場からのラストパスを受けると、豪快に右足で突き刺し、優勝を手繰り寄せた。
今季は3年ほどのブランクを経て復帰しながら、開幕から7試合連続ゴールを記録するなど、14試合のうち11試合で得点。まさにエースとして格の違いを見せつけ、優勝の立役者となった。
とはいえ、1部のステージに上がれば相手の寄せもパワーも、GKのレベルも一気に上がり、これまでのようにはいかないことが予想される。加えてゴールを決めることで許されていたハードワークや守備免除の特権も1部の場では剥奪されかねない。尹英勝は「そうですね。来年に向けて体を作り直さなくてはいけない。頑張ります」と笑顔で抱負を語った。
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