武蔵野と東京Uが合併 JFLで新チーム「東京武蔵野ユナイテッド」発足へ
写真:合併を発表した東京武蔵野シティ(上)と東京ユナイテッド(下)。
日本フットボールリーグ(JFL)の東京武蔵野シティFCと関東1部の東京ユナイテッドFCは15日、両クラブのトップチームを2021年シーズンから共同運営し、新チームとして活動することを発表した。新たなチーム名は「東京武蔵野ユナイテッドFC」で、武蔵野市と文京区を拠点にJFLで活動し、Jリーグ参入を目指す。関東1部の東京ユナイテッドはアマチュア社会人クラブとして活動を継続する。
また、今回の合併に伴い、両チーム折半出資で新会社「東京武蔵野ユナイテッドスポーツクラブ」(本社・文京区)を設立し、代表には東京ユナイテッド代表の福田雅氏が就く。
武蔵野市を拠点に活動する東京武蔵野シティは、2016年にJリーグ参入に必要な「Jリーグ百年構想クラブ」の認定を受け本格的にJ3参入を目指していたが、昨年8月に経営上の問題を理由に断念。昨年はJFLで16チーム中11位の成績だった。一方、文京区を拠点にJリーグ参入を目指す東京ユナイテッドは、昨年関東1部で3位と目標のJFL参入を果たせずにいた。今回はそういった経緯から両クラブの考えが合致した模様。
新クラブは新たな目標を「武蔵野市以東文京区を包含するエリア、すなわち東京のど真ん中『the Heart of Tokyo』から、都民の暮らし、そしてココロを豊かにし 、多種多様な社会課題を解決する新しい都市型スポーツコミュニティの創造を目指す」と掲げ、2022年以降のJリーグ参入を目指す。
◇東京ユナイテッドからの発表
・横河武蔵野スポーツクラブとの提携に伴う サッカートップチームの共同運営にかかる新体制のお知らせ
東京ユナイテッドFC(1月15日)
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